FC.ISE-SHIMA

FC.ISE-SHIMA（エフシーいせしま）

FC.ISE-SHIMAは、三重県中南勢地域を本拠地とする社会人サッカークラブであり、Jリーグ加盟を目指している。クラブ名は『FC伊勢志摩』と漢字表記されることもあるが、日本サッカー協会の正式記録では「FC.ISE-SHIMA」として知られている。

歴史

クラブの前身は2012年度に三重県社会人サッカーリーグ1部に参加していたピクシーBCである。2012年、地元の志摩市商工会が地域活性化策を議論する中、伊勢市出身の元サッカー選手・中田一三がスポーツと自然環境を活かした町づくりを提案した。この提言を受けて、2013年にピクシーBCがFC.ISE-SHIMAとして新たに生まれ変わった。

FC.ISE-SHIMAは三重県リーグ2部からスタートし、2013年にはリーグ2部で優勝を果たし、翌年には1部へ昇格した。2014年にはその1部リーグで2位となり、東海社会人サッカートーナメント大会に進出。この大会ではAブロックを制し、2015年からの東海社会人サッカーリーグ2部昇格を果たした。さらに、2015年には東海リーグ2部で2位となり、2016年の1部昇格を果たした。

2018年12月には、創設以来クラブの理事長を務めていた中田一三が退任し、監督に就任した。この後、中田はクラブアドバイザーとして引き続きサポートを行う。彼の後任には、小倉隆史が就任した。

2021年の東海リーグ1部は新型コロナウイルスの影響を受け、1回戦総当たり制に変更され、その結果、5試合を消化した時点でリーグ戦が成立しなくなった。しかし、クラブはその時点でリーグで2位に位置していたため、東海リーグの2位チームに与えられる「輪番枠」を利用し、全国地域サッカーチャンピオンズリーグへの出場権を獲得した。

このチャンピオンズリーグでは、1次ラウンドのグループAで2勝1分けの成績を収め首位となり、決勝ラウンドでは1勝2分という結果で2位となった。最終的にJFLのホンダロックSCとの入替戦に挑んだが、前半に3点をリードされ、後半には2点を返すも、2-3で敗れ、JFL昇格は叶わなかった。

タイトルと成績

ピクシーBC時代

ここでの成果を受けて、クラブは徐々に成長を遂げていった。現在までに、次のようなタイトルを獲得している：

• - 東海社会人サッカーリーグ1部：1回（2024年）
• - 三重県社会人サッカーリーグ2部

- 前期：1回（2012年）
- 後期上位ブロック：1回（2012年）

• - 東海社会人サッカートーナメント大会Aブロック：1回（2014年）

所属選手とスタッフ

2024年時点での所属スタッフと選手の情報は公式ウェブサイトで確認できる。クラブの様々な活動を支えるスタッフが揃っており、FC.ISE-SHIMAの発展に貢献している。

ユニフォームとスポンサー

FC.ISE-SHIMAのユニフォームは2013年よりミズノがサプライヤーを務めている。その他のスポンサー情報についても、公式ウェブサイトをご覧いただきたい。

関連情報

クラブの発展には多くの人々の支えがあり、元監督の中田一三や、中西永輔、島岡健太といったクラブアドバイザーがその活動に貢献している。

外部リンク

公式ウェブサイトやSNSを通じて、FC.ISE-SHIMAの最新情報や活動を知ることができる。公式TwitterやFacebookページ、Instagramアカウントも積極的に更新されているので、チェックしてみると良いだろう。

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