FIVE (RIP SLYMEのアルバム)

RIP SLYME|RIP_SLYMEの『FIVE』は、2001年7月25日にワーナーミュージック・ジャパンから発売された、彼らのメジャーデビュー後初のオリジナルアルバムです。

オリコンチャートでは最高位6位を記録し、その後のシングル「One」のブレイクも手伝って、『TOKYO CLASSIC』に次ぐロングヒットとなり、30週にわたってチャートに登場しました。さらに、『TIME TO GO』の発売時には相乗効果で再びチャートインを果たすなど、その人気を不動のものとしました。

このアルバムの特徴として、RIP SLYME|RIP_SLYME以外のアーティストとのコラボレーションが挙げられます。計4曲でゲストアーティストをフィーチャーしており、音楽的な多様性を打ち出しています。

ジャケットは、メンバー5人が赤塚不二夫の代表作『天才バカボン』風にアレンジされたイラストで、これはフジオプロダクションが手掛けました。RIP SLYME|RIP_SLYMEの作品では、「STEPPER'S DELIGHT」「雑念エンタテインメント」に続く3作目のコラボレーションとなります。

初回プレス分には、ジャケットステッカーが封入されていました。

アルバムタイトルの「FIVE」は、RIP SLYME|RIP_SLYMEのメンバー5人を指しています。

収録曲は以下の通りです。

1. RS5
インストゥルメンタル曲。

2. STEPPER'S DELIGHT
デビューシングル。

3. FRESH
後にシングル「One」にリミックスバージョンが収録。

4. 運命共同体
ベストアルバムにも収録。

5. ジャッジメント （feat.BLACK BOTTOM BRASS BAND&KYON）
BLACK BOTTOM BRASS BANDとKYONが参加。

6. Bushman

7. 光る音 （feat.YO-KING）
真心ブラザーズのYO-KINGとの合作。

8. Talk to me
声優の増山江威子が参加。

9. 雑念エンタテインメント
2ndシングル。

10. BLOSSOM
2ndシングルのc/w。

11. （I Could Have） Danced All Night
PESは不参加。

12. Freak Show （feat.MELLOW YELLOW）
MELLOW YELLOWとの合作。

13. R-E-M
インストゥルメンタル曲。

14. マタ逢ウ日マデ
インディーズ最後のシングル。

『FIVE』は、RIP SLYME|RIP_SLYMEの初期の魅力を凝縮した作品であり、彼らの音楽的な多様性と実験精神が発揮されたアルバムとして、今も多くのファンに愛されています。

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