TIME TO GO

RIP SLYME|RIP_SLYMEの3枚目のアルバム『TIME TO GO』は、2003年7月16日にワーナーミュージック・ジャパンからリリースされました。前作『TOKYO CLASSIC』から約1年ぶりのオリジナルアルバムであり、オリコンアルバムチャートで初登場1位を獲得しました。彼らのオリジナルアルバムで1位を獲得したのは、現時点では本作が最後となっています。

本作の特徴として、インストゥルメンタル曲が3曲（初回盤のみ収録の「135BPM」を含む）収録されている点が挙げられます。また、全16曲という収録曲数は、RIP SLYME|RIP_SLYMEのオリジナルアルバムとしては最多です。アルバムジャケットでは、メンバー5人がカウボーイ姿を披露しており、ユニークな世界観を表現しています。

収録曲は以下の通りです。

1. INTRODUCTION feat.RYO the SKYWALKER
RYO the SKYWALKERが作詞とフィーチャリングで参加。
2. HOTTER THAN JULY
映画『EX（エックス）』のCMソングとしても使用され、ベストアルバム『グッジョブ!』にも収録。
3. WHAT'S UP? ~HOW'RE YOU DOIN'?
KEIが作曲とヒューマンビートボックスで参加。
4. ベイシック・ライン
5. JOINT
7thシングルとしてリリース。NTTドコモのメロディコールCM曲。
6. WHY
6thシングルのカップリング曲。
7. ミニッツ・メイド
レコーディング当日のメンバーの様子をテーマにした楽曲。PESがレコーディングを欠席したことが歌詞に反映されている。
8. FIVE FISHES
インストゥルメンタル曲。
9. チェッカー・フラッグ
10. SHALL WE?
PESのソロ曲。
11. SHALL WE OUT?
12. BLUE BE-BOP
6thシングル。
13. FROG
インストゥルメンタル曲。
14. 虹
トヨタ・イプサムのCM曲。
15. TIME TO GO
アルバムの表題曲。
16. 135BPM
* インストゥルメンタル曲。初回盤のみ収録。隠しトラックとして「世界のSU」が収録。

『TIME TO GO』は、RIP SLYME|RIP_SLYMEの音楽性の幅広さと、彼らのユニークな個性が際立つ作品と言えるでしょう。インスト曲やメンバーのソロ曲などを収録し、これまでの彼らのアルバムとは一味違った魅力が詰まっています。RIP SLYME|RIP_SLYMEの新たな一面を発見できる、ファン必聴のアルバムです。

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