FLIP FLOP & FLY

「FLIP FLOP & FLY」についての詳細

「FLIP FLOP & FLY」（フリップ・フロップ・アンド・フライ）は、1986年6月21日に日本コロムビアからリリースされた山下久美子の13枚目のシングルです。本作品は、前作「星になった嘘」から約8か月の間隔を置いて発表されました。このシングルの大きな特徴は、彼女にとって初めての12インチシングルとしてのリリースである点です。

この曲は、山下久美子のシングル作品の中でも特に注目される要素がいくつもあります。それは、作曲とアレンジを布袋寅泰が手がけたことです。当時、BOØWYのギタリストとして知られていた布袋は、その独自の音楽スタイルで知られており、彼の関与によりこのシングルは新しい音楽的な側面を示しています。このシングルは、スタジオ・アルバムには収録されておらず、リリース後の1986年に発売されたベスト・アルバム『re-SWEETS LOVE SONG COLLECTION』に初めて収録されました。さらに、1988年にリリースされた同じくベストアルバム『three into one』では、リミックスも施された形で再収録されています。

B面には「Living Together」が収められています。このトラックは、1985年に発表されたアルバム『BLONDE』に収録されている楽曲のライヴバージョンです。このライブ音源は、1993年に発売されたCD-BOX『Kumiko Yamashita Box 1980-1989 COMPILATION 8CD BOX』で初めてCD化されました。

収録曲

• - A面: FLIP FLOP & FLY
• - B面: Living Together (ライヴバージョン)

参加ミュージシャン

このシングルには、山下久美子以外にも多くのミュージシャンが参加しており、その音楽性をさらに充実させています。特に布袋寅泰の存在は、シングルに特別な色合いを与えています。彼の独特なギタースタイルやアレンジ技術が、楽曲に新たな息吹を吹き込んでいることでしょう。

「FLIP FLOP & FLY」は、音楽ファンにとって必聴の一曲であると同時に、山下久美子のキャリアにおいても特別な意味を持つ作品となっています。

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