FNN東海テレビスピーク

『FNN東海テレビスピーク』

『FNN東海テレビスピーク』は、1987年10月1日から2018年4月1日までの間、東海テレビで放送された昼のニュース番組です。この番組は、フジテレビ系列の『FNNスピーク』の中京地方におけるローカルパートとして位置づけられており、地域特有のニュースを中心に全国ニュースを交えた様々な情報を視聴者に提供していました。

放送時間

平日版

放送時間は全国ニュースが11時30分からネットされ、続いて11時47分から東海地方のニュースが提供されるという形をとっていました。特に、週に2〜3回はスポンサー表示があり、ニュースコーナーは4項目が用意されていました。エンディングもスポンサーが出ることがあり、11時52分から開始されました。

土曜版

土曜日の放送では、全国ニュースが11時45分から放送され、11時53分からは東海地方のニュースが提供されました。こちらも、エンディングでスポンサー表示が行われました。

キャスターと出演体制

この番組の特徴の一つは、毎日現職のアナウンサーが日替わりで担当し、地元の情報を直接視聴者に伝えた点です。曜日によりスポンサーが表示されることもありましたが、アナウンサーの氏名を表示することは少なく、初期の番組ではタイトルが表示されない時期もありました。その後、アナウンサーの氏名が表示されるようになり、視聴者はニュースの担当者を意識しやすくなりました。

番組のエンディングクレジットの変遷

この番組のエンディングでは、様々なタイトルロゴが使用され、時代ごとに異なる演出が施されました。

• - 初代: ブルーバックで「FNNスピーク 終 東海テレビ」の表示がされ、BGMは『FNNニュースレポート11:30』でおなじみのメロディが使われていました。
• - 2代目: アニメーション背景とBGMを使用し、「東海テレビ FNNスピーク 終」と表示されました。文様や色合いが変化していく様子も見どころです。
• - 3代目: 平日放送版と土曜放送版で趣向が異なり、平日は2代目と同じスタイルが引き継がれていました。土曜版はCG背景が使用され、こちらもフジテレビと同様の演出が見受けられました。
• - 4代目: 「END」の表記が中央に固定される演出がされ、背景もCGに変更されました。特に、提供クレジットやエンディングの流れが洗練され、視覚的に楽しませる工夫がなされました。
• - 5代目: 最新のロゴでもCG背景が続き、カラーリングが水色系から朱色系へ変更され、提供クレジットがさらに簡略化されるなど、視聴者へより一層の配慮が見られました。

まとめ

『FNN東海テレビスピーク』は、東海地方のニュースを地域に密着して伝える重要な番組でした。アナウンサーたちが地域の情報を届け、毎日の生活に密着したニュースを放送するスタイルは、多くの視聴者に愛されました。番組の最後には、エンディングBGMにあわせて視聴者とともに日々の情報を振り返り、安心感を与える存在としての役割も果たしていました。

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