Face Down (嵐の曲)

シングル『Face Down』の紹介

『Face Down』は、日本の男性アイドルグループ・嵐の38枚目のシングルとして、2012年5月9日にリリースされました。このシングルは、前作「ワイルド アット ハート」から約2か月後のリリースで、初回限定盤と通常盤の2つの形態で提供されます。表題曲は、メンバーの大野智が主演するフジテレビ系月9ドラマ『鍵のかかった部屋』の主題歌として採用されています。さらに、櫻井翔がこの楽曲にラップを提供しており、嵐が連続でドラマの主題歌を担当するのは非常に珍しいことです。

楽曲の特徴

『Face Down』のテーマは、「君は私は誰なのか？」というもので、自己との対峙や内面的な葛藤について歌われています。このシングルには、ドラマの雰囲気ともリンクしたミステリアスな印象があり、ファンからは大野が主演する作品に対する期待感が寄せられました。また、このシングルでは、大野の主演ドラマの主題歌が再びリリースされることも話題となっています。特に、櫻井のラップが入るのは「Believe」以来3年ぶりであり、その期待感がファンの間で高まっていました。

カップリング曲の意味

初回限定盤に収録される「ひとりじゃないさ」と通常盤の「目指した未来へ」は、ストーリーが互いに関連しています。前者の「ひとりじゃないさ」では別れの痛みや辛さを描写し、後者では離れた場所にいても互いの気持ちを思い続ける様子が表現されています。この2つの曲は互いのフレーズがリンクしており、音楽的にもストーリー的にも一つの流れを成しています。特に、嵐としては珍しい短調の楽曲であり、その独特な雰囲気がファンを魅了しました。

初回限定盤の特典

『Face Down』の初回限定盤には、表題曲のビデオクリップやカップリング曲「ひとりじゃないさ」、そしてオリジナルカラオケが収められた16ページにわたる歌詞ブックレットが付いています。また、通常盤には「目指した未来へ」とオリジナルカラオケが含まれています。

売上とランキング

リリース後、2012年5月21日付のオリコン週間シングルチャートで初登場1位を記録しました。これは「PIKA★★NCHI DOUBLE」から27作連続の記録であり、通算34作目の1位獲得となります。初動売上は52.6万枚で、累計売上は62.0万枚に達しました。

収録曲

• - Face Down (3:57)

作詞: eltvo
ラップ詞: 櫻井翔
作曲: Albi Albertsson、Royce.H、Vincent Stein、Kontantin Scherer
編曲: metropolitan digital clique、Vincent Stein、Kontantin Scherer
大野智主演 フジテレビ系月9ドラマ『鍵のかかった部屋』主題歌

• - 目指した未来へ (4:37)

作詞: Mi-n、alleztune
作曲・編曲: HIKARI
「ひとりじゃないさ」のアンサーソング

• - Face Down (オリジナル・カラオケ)
• - 目指した未来へ (オリジナル・カラオケ)

映像作品およびリプロダクション

さらに、2020年6月26日には本作のデジタルシングル「Face Down: Reborn」もリリースされ、リリックビデオが公開されています。この新しい楽曲は、原曲のリプロダクションとなっており、ファンからの高い注目を集めました。今回のリリースは、嵐がこれまで作り上げてきた音楽の新しい一面をファンに示すものであり、作品数の多さも際立つ一因と言えるでしょう。

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