Fairlife

Fairlifeは、浜田省吾が長年のパートナーであるアレンジャー、水谷公生と、新進女流作家の春嵐と共にスタートさせた音楽制作チームです。ユニット名は、水谷公生の「公生」を英語にしたもので、彼の所有するスタジオ名でもあります。この名前は浜田省吾が考案しました。

メンバー

浜田省吾 - 作曲、ヴォーカル
水谷公生 - 編曲、ギター、プロデュース
春嵐 - 作詞

春嵐は水谷の夫人でもあり、小川糸名義で小説家としても活動しています。

概要

浜田省吾の2001年のアルバム『SAVE OUR SHIP』を水谷の個人スタジオでProToolsを使ってレコーディングした経験から、自分達の楽しめる音楽制作を目的として2004年に結成されました。様々なアーティストとのコラボレーションを目的としたユニットで、ゲスト・ヴォーカルとして多彩な面々が招かれています。特に、ポルノグラフィティの岡野昭仁と我那覇美奈の二人は全てのアルバムに参加しており、準レギュラーのような存在となっています。

2004年9月23日にシングル「永遠のともだち」でデビュー。リード・ヴォーカルは岡野昭仁が担当しました。同年12月1日に1stアルバム『Have a nice life』をリリース。「日曜日の朝に聴きたいようなアルバム」というコンセプトで制作されました。

Fairlifeは基本的にスタジオでの楽曲制作をメインに活動しており、ライブ活動はほとんど行っていません。しかし、2004年12月1日の「アクト・アゲインスト・エイズ」の日本武道館公演に一度だけユニットとして出演しています。この際には、3人のメンバーの他に、岡野昭仁と岸谷香もステージに登場し、共演しています。

2007年3月7日には、3年振りとなる2ndアルバム『パンと羊とラブレター』を発表。岡野昭仁、我那覇美奈といったお馴染みのメンバーに加え、奥田民生やゴスペラーズなど、豪華なゲストが参加しています。

2010年1月20日には、シングルとしては6年振りとなる「旅せよ若人」を発売。リード・ヴォーカルは岡野昭仁が担当しました。この曲は、春嵐（小川糸）原作の東宝系映画『食堂かたつむり』の主題歌に起用されました。同年2月3日には、3年振りとなる3rdアルバム『みちくさ日和』がリリースされています。

Fairlifeは、その名の通り、メンバーがそれぞれの才能を活かし、心地よく音楽を奏でることを追求するユニットです。浜田省吾の音楽性はもちろんのこと、水谷公生の編曲、春嵐の歌詞、そして豪華なゲスト陣の歌声が融合し、独特の世界観を作り上げています。スタジオでの制作を中心としながらも、その音楽は多くの人々に愛され続けています。

ディスコグラフィー

シングル
アルバム
映像作品

タイアップ

脚注

注釈
出典

外部リンク

公式サイト
デジハリ

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