Femme fatale (アイドルグループ)

femme fatale（ファムファタール）とは

femme fataleは、日本の女性アイドルユニットであり、戦慄かなのと頓知気さきなの姉妹による自主管理型のアイドルグループです。彼女たちは独自のアイドル像を追求し、楽曲やパフォーマンスを自ら作り上げるスタイルを特徴としています。

概要

このユニットの始まりは、戦慄かなのが少年院から帰宅し、妹の頓知気さきなの可愛さに感動したことがきっかけです。「一緒にアイドルをやるしかない」と感じた彼女は、姉妹ユニットの構想を思い立ちました。この夢を実現するため、様々な経験を積み、人脈を広げることに努め、2年後に本格的なデビューを果たしました。

ユニットの特徴として、衣装は頓知気がデザインし、楽曲は戦慄が作曲するなど、セルフプロデュースを徹底しています。2018年10月22日に、新宿ReNYで行われた「Idol Lollapalaooza!!!」が彼女たちの初ライブです。しかし、前日には頓知気が突然グループを辞めると言い出し、周囲の人々が説得に乗り出すというハプニングもありました。

デビュー以来、戦慄はZOC（2020年7月に卒業）で活動を開始し、また頓知気は2019年から2021年3月までテレビ番組「青春高校3年C組」にレギュラー出演していました。そのため、femme fataleとしてのライブは多くはありませんが、2020年以降はYouTubeやネットラジオ、TikTokなどのプラットフォームを利用してファンとのコミュニケーションを図っています。ファンの愛称は「隠し子」です。

2020年11月13日には、1stミニアルバム「femme fatale」と、1stシングル「安眠swimming/恥晒し（feat.ゆゆうた）」を同時にリリースしました。また、2020年11月29日には大阪でのライブ中に、公式ファンクラブ「隠し子倶楽部」のオープンが発表されるなど、彼女たちの活動は着実に進化しています。2021年4月には2ndシングル「鼓動/ピューピル」がリリースされました。

エピソード

ユニット名の「femme fatale」は、頓知気が印象的に感じたクリムトの絵画に由来し、運命の女や魔性の女をテーマとしています。この名前がつけられる過程で、姉妹はアイドルとしてのイメージを模索し、イタリア映画などからインスピレーションを受けました。

メンバー紹介

• - 戦慄 かなの（せんりつ かなの）：1998年9月8日生まれの姉で、可愛い担当。作詞、作曲、振り付けを手掛け、メンバーカラーは水色です。
• - 頓知気 さきな（とんちき さきな）：2000年3月6日生まれの妹で、さらに可愛い担当。衣装をデザインし、メンバーカラーは黄緑です。以前は青春高校のアイドル部に所属していました。

作品と出演

これまでのリリースの中で、オリコン・ウィークリーランキングでの最高順位も記録しています。テレビ番組にも出演しており、例えば「おしゃべりオジサン ヤバイ・オブ・ザ・イヤー2019」や「アウト×デラックス」などがあります。また、インターネットラジオでは「femme fataleハウス」という冠番組を持ち、ファンとの交流を深めています。

このように、femme fataleは独自のスタイルで音楽活動を展開するとともに、個々の個性を活かした作品づくりに取り組んでいるユニットです。

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