GL07S

STREAM X GL07Sについて

STREAM X GL07S（ストリーム エックス ジーエル ゼロナナ エス）は、華為技術日本によって製造され、以前のイー・アクセス（現・ソフトバンクモバイル）によって販売されたスマートフォンです。この端末は、EMOBILE LTEに準拠した通信方式に対応しており、Androidを搭載しています。

ブランド移行

「Y!mobile」にブランド変更された後も、この端末は従来のイー・アクセスの料金プランのままで提供されています。また、沖縄では、ウィルコム沖縄ではなくソフトバンクモバイルとの契約が必要です。

特徴とデザイン

STREAM X GL07Sは、イー・モバイルブランドの端末の中で唯一、LTEに対応したモデルであり、おサイフケータイ機能も持った初めてのスマートフォンです。HUAWEI Ascend P2をベースにしており、対角線長が4.7インチのHDディスプレイを備えています。モデルは大きめですが、角や側面が丸みを持ったデザインで、持ちやすさにも配慮されています。また、STREAMブランドはソフトバンクモバイルの商標であり、現在は自社ライセンスとして使用されています。

この機種の特徴的な点は、ユーザーが電池パックを交換できないことです。これには預かり修理が必要で、交換時にはACアダプタとUSBケーブルがGS03と同じものを使用します。

利用状況

2018年1月31日には、旧イー・アクセスの3Gサービスが停波するため、端末の使用は停止となりますが、SIMフリー端末のため、適合する他社のUIMカードやSoftBankブランドUSIMカードを使用することが可能です。その場合、サポートや保証の対象外ですが、使い続けることができる状況です。ただし、2016年3月には、特定のロットにおいて長期使用による電池パックの異常が発生し、すべての対象端末の回収が実施されました。この回収は、指定されたワイモバイルのショップ店頭で行われ、新規受付は終了しています。契約の変更に伴い、代替端末の提供が示されている状況でした。

歴史

• - 2013年2月21日: 発売が正式に発表されました。
• - 2013年3月7日: 発売が開始されます。
• - 2013年5月14日: 新色のホワイトが発表されました。
• - 2013年6月19日: アップデート後にソフトバンクモバイルのUMTSネットワークの利用が可能になることが発表されます。
• - 2013年7月18日: ホワイトモデルが発売されます。
• - 2016年3月1日: 一部製造ロットで発熱や発煙のリスクが判明し、該当製品の回収が発表されます。

アップデート履歴

端末の性能を向上させるための複数のアップデートが実施されました。例えば、2013年内には通信速度の改善や動作の安定性が向上し、いくつかのソフトウェアの問題も修正されました。特に、2014年3月にはテザリング使用にIMIEロックがかけられるようになりました。

結論

STREAM X GL07Sは、イー・アクセスからソフトバンクへのブランド移行を経て、ユーザーに数々の進化を提供してきたスマートフォンです。その特徴的なデザインと様々な機能により、多くのユーザーに支持されています。ただし、サービスが終了することで、今後の利用状況には注意が必要です。

もう一度検索