GLION ARENA KOBE

GLION ARENA KOBE（ジーライオンアリーナコウベ）

GLION ARENA KOBEは、兵庫県神戸市中央区に位置する多目的アリーナです。この施設は、神港第二突堤「TOTTEI」で新たに開発され、1万人を超える観客を収容可能な大規模なイベントスペースです。

キャッチコピー

アリーナのキャッチコピーは「この世界の心拍数を、上げていく。」であり、新たなエンターテイメントの発信地として期待されています。開業は当初2024年夏を予定していましたが、工事の進行に伴い2025年4月に変更されました。

構想と計画

神戸市は、新港突堤西地区の再開発事業の一環としてGLION ARENAを建設しました。このエリアの約38,000平方メートルの土地は、2021年8月に神戸市が取得しました。アリーナの事業はNTT都市開発などの企業連合体によって進められており、その運営は子会社のOne Bright KOBEが担当します。

神戸ストークスというプロバスケットボールチームが、このアリーナの公式チームとして定められました。これにより、神戸ストークスは当アリーナを新たな本拠地とし、アリーナとチームの一体運営が図られます。

企業契約と名称

2024年2月8日には、神戸市の自動車販売業者であるジーライオングループとオフィシャルトップパートナー契約が締結され、この契約によりアリーナ名称がGLION ARENA KOBEに決まりました。

アリーナの初試合として予定されているのは、2025年4月5日に開催される神戸ストークスのホームゲームです。この試合では、B2リーグでの最多観客数8580人が記録されています。

建築と独自性

GLION ARENA KOBEは日本初となる「海に270度囲まれたアリーナ」としても知られています。神戸市は阪神・淡路大震災から30年目の節目にこのアリーナの建設を進めており、外観デザインにおいては「神戸から感動と興奮を発信し、世界へ羽ばたく姿」をテーマに掲げています。

施設内のサービス

アリーナ内には飲食店や物販店が豊富に揃っており、イベントがない日でも通年営業を行っています。代表的な店舗には、各種飲食店や公式グッズショップが含まれ、来場者は多彩な選択肢から楽しむことができます。

具体的には、蕎麦と飯処の淡路屋、海鮮レストランのKOBE Bay Catch、イタリアンのWABISABI VERDEなど、さまざまな料理を提供する店が並びます。これに加えて、イベント開催時には特別なフードスタンドも登場し、皆さんに地元の味を提供します。

アクセス

GLION ARENA KOBEへのアクセスは非常に便利です。電車を利用する場合、阪急線やJR線の神戸三宮駅から徒歩でアクセス可能です。また、ポートライナーの貿易センター駅からも近く、バスやフェリーによるアクセスも整っています。

公演・イベント

今後予定されている主なイベントとしては、神戸ストークスのホームゲームをはじめとしたスポーツイベント、リアル脱出ゲーム、各種音楽ライブなど多岐にわたります。特に、NBAのパブリックビューイングやアニキ祭りなど、大きなイベントが計画されています。

GLION ARENA KOBEは、1万人以上もの観客を魅了する新たなエンターテイメントの拠点となることが期待されています。

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