GO・I・S

GO・I・S（ゴイス）

GO・I・S（ゴイス）は、エフエム[[北海道]]（AIR-G'）で放送されていた夕方の生放送番組です。この番組は、若年層から中年層まで幅広いリスナーに親しまれ、特にアーティストゲストとのトークやリスナーからのメッセージを紹介することに主眼を置いていました。番組は1994年にスタートし、初めは午後6時から1時間の放送でした。

番組の構成と出演者

番組のDJは鈴井貴之が務め、アシスタントは放送初期から1994年9月までは細川美穂、1994年10月から2002年3月までは北川久仁子、2002年4月以降は新井田有希子が担当しました。また、TEAM NACSのメンバーである佐藤重幸が月曜日の公開生放送のDJを担当することもありました。

番組タイトルの「GO・I・S」は、「Going Suzui」を略したものです。リスナーの疑問を掘り下げるコーナー「ザ・さぐる」や、子どもが書いた作文を鈴井が読み上げる「風と空とえんぴつ」などの人気コーナーもありました。これらのコーナーは、視聴者が親しみやすく感じる要素となっていました。

タイムテーブル

GO・I・Sの基本的なタイムテーブルは以下の通りです。

• - 17:00 - オープニング・鈴井の一言
• - 17:10 - 本日のメニュー
• - 17:20 - K-TIPS
• - 17:25 - 道路交通情報
• - 17:30 - 今日の胸騒ぎ君
• - 17:35 - ゲスト・ゾーン1
• - 17:50 - テーマメッセージ紹介
• - 18:00 - テーマメッセージ紹介（続き）
• - 18:05 - 日替わり企画コーナー
• - 18:15 - ザ・探る
• - 18:20 - 天気予報
• - 18:25 - 道路交通情報
• - 18:30 - テーマメッセージ紹介（続き）
• - 18:40 - 風と空とえんぴつ
• - 18:50 - エンディング
• - 18:55 - ニュース

番組の終了とその後

GO・I・Sは、2003年3月に札幌ステラプレイス内のサテライトスタジオで新たに開始される生番組『R』の立ち上げに伴い、発展的に終了しました。その後、鈴井の事務所の後輩であるTEAM NACSのメンバーがこの番組を継承しました。番組終了から1ヵ月後には、「本当の深夜番組」として『KING GO・I・S』が放送開始されましたが、鈴井の韓国留学により2004年9月25日に終了しています。

水曜どうでしょうとの関連

GO・I・Sは、鈴井が『水曜どうでしょう』の旅企画において、放送時間を気にする理由としても言及されています。旅の途中で鈴井が電話出演をしたことで、ヨーロッパの企画を応援するために作られた「1/6の夢旅人」は、その後、番組のテーマソングとして使われることとなりました。さらに、鈴井は旅行中に他のプロジェクトに参加していた際もこの番組への愛着を示し、特に自身が着用したTシャツで視聴者に印象を与えました。

その他のエピソード

番組では、様々な形でリスナーとの交流がありました。例えば、鈴井がある曲を流した際には、その曲に対する厳しい批判を受け、お詫びをする事態に発展したこともあります。また、新進アーティストを応援し、その活動をサポートする姿勢にも定評がありました。特に、坂本サトルのデビューを支援する活動が評価されており、鈴井自身もその成功を喜んでいました。

GO・I・Sは、その多彩で魅力的な内容によって、多くのリスナーに支持され続けました。何年にもわたって地域のコミュニティと深く結びつき、聴く者の心をいかに掴むかを知っていた番組でした。

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