GOOD DAY (ラジオ番組)
FM FUJIで長きにわたり平日のお昼を彩ったワイドプログラム、『GOOD DAY』（グッデイ）。2009年4月1日にその歴史をスタートさせ、2021年3月31日まで12年間にわたり放送されました。この番組は、かつて同局の平日デイタイムを支えた『SOUND SPEC.』や前番組にあたる『POWER STUDIO FROM FUJI』といった大型ワイド番組の流れを汲む存在として位置づけられていました。番組名の読み方は「グッデイ」であり、「グッドデイ」とは発音しない点が特徴です。
番組の制作拠点であるFM FUJI本社は、山梨県甲府市川田町のARIAに位置しており、『GOOD DAY』はここにあるスタジオAから生放送されていました。番組の中心となる構成要素は多岐にわたりました。最新のニュースや世の中のトレンド情報はもちろんのこと、番組の放送エリアである山梨県の観光情報や地域に根ざした話題も積極的に取り上げられました。また、その時期の最新ヒットナンバーや、リスナーからのリクエストに応じた楽曲も数多くオンエアされました。番組とリスナーとの双方向性を重視し、メールやFAXを通じて寄せられるメッセージや意見を広く募集し、番組内で紹介することで、リスナーとの一体感を醸成しました。
情報発信ツールとして、番組公式Twitterも運用されていました。これは2010年夏頃から開始されましたが、スタッフの交代などの影響で2013年4月からは投稿が一時的に停止。その後、2017年6月18日に運用が再開され、番組の最新情報やオフショットなどが発信されました。
パーソナリティ体制は、番組開始当初から曜日別で複数人が担当する形式が取られました。当初は月・火曜日、水・木曜日、金曜日と分かれて3名が担当。前番組『POWER STUDIO FROM FUJI』から引き続き水・木曜日を担当した吉田美穂さん、夕方の人気番組『RADIO-izm』で金曜日を担当していた野村富美江さんが抜擢、そして月・火曜日には森雄一さんが起用されました。
番組開始後もパーソナリティの担当曜日は何度か変更されました。2011年4月からは水曜日に鈴木ダイさんが加わり、月・火、水、木、金と担当が分かれ、森雄一さんのみが月・火の2日間を担当する体制に。さらに2012年4月の番組改編では、月・火担当だった森雄一さんが朝の番組『Yes! Morning』へ異動。月・火曜日担当には、それまで水曜日を担当していた鈴木ダイさんが、水曜日担当には『Yes! Morning』から中野耕史さんが移動しました。この改編を機に、番組名『GOOD DAY』に加えて、曜日ごとのサブタイトルも導入され、各曜日の個性がより明確になりました。
番組終了時点のパーソナリティは以下の通りでした。
黒江美咲（月曜担当）
鈴木ダイ（火曜担当）
山川牧（水曜担当）
藤原恵子（木曜担当）
* 森雄一（金曜担当）
他にも、櫻井彩子さん、小川もこさんなどが過去に番組を担当しました。
番組開始から終了までの約12年間で、放送時間は幾度か変更されました。当初は10:00から15:48までの放送でしたが、期間によっては特定の曜日の終了時間が早まったり、全体的な終了時間が数分単位で後ろ倒しになったりするなど、様々な時間帯で放送が行われました。
番組の長い歴史の中では、いくつかの印象的な出来事もありました。パーソナリティの体調不良による欠席時には、他の曜日担当者や他の番組のDJがピンチヒッターを務めることがありました。特に番組初期には、担当パーソナリティ全員が体調不良で欠席するという異例の事態も発生しています。また、2010年には月曜日のみ、別番組放送のため終了時間が短縮された期間がありました。2011年3月11日には、放送中に東日本大震災が発生し、番組が打ち切りとなり報道特別番組に切り替わるという、災害の影響を受けた放送となりました。
さらに、パーソナリティの個人的な休暇や、予期せぬ自然現象が番組に影響を与えることもありました。例えば、2013年11月には鈴木ダイさんが海外旅行で欠席し、他のDJが代理を担当。2014年2月には山梨県を襲った記録的な大雪の影響で、担当パーソナリティがスタジオに来られなくなり、山梨に滞在していた他のDJや局アナウンサーが急遽ピンチヒッターを務めるという出来事もありました。特定の期間には、鈴木ダイさんが番組冒頭で本社スタジオ前の屋外に出て、観覧リスナーと交流してからスタジオに戻るというユニークな演出も行われました。
平日昼の帯番組として、最新の情報提供、心地よい音楽、そしてリスナーとの繋がりを大切にしてきた『GOOD DAY』は、FM FUJIのワイド番組改編に伴い、2021年3月31日をもってその歴史に幕を閉じました。多くのリスナーにとって、日中の頼れる情報源であり、共に過ごす時間を提供する存在として親しまれた番組でした。
番組概要と放送内容
番組の制作拠点であるFM FUJI本社は、山梨県甲府市川田町のARIAに位置しており、『GOOD DAY』はここにあるスタジオAから生放送されていました。番組の中心となる構成要素は多岐にわたりました。最新のニュースや世の中のトレンド情報はもちろんのこと、番組の放送エリアである山梨県の観光情報や地域に根ざした話題も積極的に取り上げられました。また、その時期の最新ヒットナンバーや、リスナーからのリクエストに応じた楽曲も数多くオンエアされました。番組とリスナーとの双方向性を重視し、メールやFAXを通じて寄せられるメッセージや意見を広く募集し、番組内で紹介することで、リスナーとの一体感を醸成しました。
情報発信ツールとして、番組公式Twitterも運用されていました。これは2010年夏頃から開始されましたが、スタッフの交代などの影響で2013年4月からは投稿が一時的に停止。その後、2017年6月18日に運用が再開され、番組の最新情報やオフショットなどが発信されました。
パーソナリティとその変遷
パーソナリティ体制は、番組開始当初から曜日別で複数人が担当する形式が取られました。当初は月・火曜日、水・木曜日、金曜日と分かれて3名が担当。前番組『POWER STUDIO FROM FUJI』から引き続き水・木曜日を担当した吉田美穂さん、夕方の人気番組『RADIO-izm』で金曜日を担当していた野村富美江さんが抜擢、そして月・火曜日には森雄一さんが起用されました。
番組開始後もパーソナリティの担当曜日は何度か変更されました。2011年4月からは水曜日に鈴木ダイさんが加わり、月・火、水、木、金と担当が分かれ、森雄一さんのみが月・火の2日間を担当する体制に。さらに2012年4月の番組改編では、月・火担当だった森雄一さんが朝の番組『Yes! Morning』へ異動。月・火曜日担当には、それまで水曜日を担当していた鈴木ダイさんが、水曜日担当には『Yes! Morning』から中野耕史さんが移動しました。この改編を機に、番組名『GOOD DAY』に加えて、曜日ごとのサブタイトルも導入され、各曜日の個性がより明確になりました。
番組終了時点のパーソナリティは以下の通りでした。
黒江美咲（月曜担当）
鈴木ダイ（火曜担当）
山川牧（水曜担当）
藤原恵子（木曜担当）
* 森雄一（金曜担当）
他にも、櫻井彩子さん、小川もこさんなどが過去に番組を担当しました。
放送時間の変化
番組開始から終了までの約12年間で、放送時間は幾度か変更されました。当初は10:00から15:48までの放送でしたが、期間によっては特定の曜日の終了時間が早まったり、全体的な終了時間が数分単位で後ろ倒しになったりするなど、様々な時間帯で放送が行われました。
番組にまつわる出来事
番組の長い歴史の中では、いくつかの印象的な出来事もありました。パーソナリティの体調不良による欠席時には、他の曜日担当者や他の番組のDJがピンチヒッターを務めることがありました。特に番組初期には、担当パーソナリティ全員が体調不良で欠席するという異例の事態も発生しています。また、2010年には月曜日のみ、別番組放送のため終了時間が短縮された期間がありました。2011年3月11日には、放送中に東日本大震災が発生し、番組が打ち切りとなり報道特別番組に切り替わるという、災害の影響を受けた放送となりました。
さらに、パーソナリティの個人的な休暇や、予期せぬ自然現象が番組に影響を与えることもありました。例えば、2013年11月には鈴木ダイさんが海外旅行で欠席し、他のDJが代理を担当。2014年2月には山梨県を襲った記録的な大雪の影響で、担当パーソナリティがスタジオに来られなくなり、山梨に滞在していた他のDJや局アナウンサーが急遽ピンチヒッターを務めるという出来事もありました。特定の期間には、鈴木ダイさんが番組冒頭で本社スタジオ前の屋外に出て、観覧リスナーと交流してからスタジオに戻るというユニークな演出も行われました。
終焉
平日昼の帯番組として、最新の情報提供、心地よい音楽、そしてリスナーとの繋がりを大切にしてきた『GOOD DAY』は、FM FUJIのワイド番組改編に伴い、2021年3月31日をもってその歴史に幕を閉じました。多くのリスナーにとって、日中の頼れる情報源であり、共に過ごす時間を提供する存在として親しまれた番組でした。
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