GUILTY GEAR -STRIVE-

GUILTY GEAR -STRIVE-：進化を遂げた対戦格闘ゲーム

『GUILTY GEAR -STRIVE-』(GGST)は、アークシステムワークスが贈る対戦型格闘ゲームシリーズの最新作であり、シリーズ全体で25作目、メインラインでは7作目に当たります。2021年6月にPlayStation 4|PlayStation_4、PlayStation 5|PlayStation_5、Steamで発売され、その後、アーケード版、Xbox One、Xbox Series X/S|Xbox Series X_S版がリリース。2025年にはNintendo Switch版の発売も予定されています。

セルアニメ調3Dグラフィックと進化したゲームシステム

GGSTは「シリーズの完全な再構築」を目標に掲げ、従来のシステムを刷新しつつ、シリーズの魅力を凝縮。前作『Xrd』で好評だったセルアニメ調の3Dグラフィックを継承し、よりダイナミックで派手な演出を実現しています。サウンドトラックは、シリーズ伝統のロックサウンドをベースに、全てのキャラクターにボーカル楽曲が用意されています。

ゲームシステム面では、新たなシステム「ウォールブレイク」の導入や、既存システムの変更が大きな特徴です。ウォールブレイクは、相手をステージ端に追い詰め、壁を破壊して別のエリアへ移動させるシステムで、攻防に新たな戦略性をもたらします。一方、シリーズを代表するシステムの一つだった「インスタントキル」と「空中受け身」は廃止されました。

新たなシステムとして追加されたのが「ロマンキャンセル」です。テンションゲージを消費することで、自分の行動をキャンセルし、状況に応じて様々な効果を発揮します。キャンセル後のダッシュ入力でスライド移動も可能になり、高度なテクニックを駆使した連続攻撃も可能です。

2023年8月のシーズン3アップデート(ver1.29)では、ポジティブボーナス、ワイルドアサルト、ディフレクトシールドといった新たなシステムが追加されました。ポジティブボーナスはバーストゲージの蓄積に影響し、ワイルドアサルトとディフレクトシールドはバーストゲージを消費して使用する特殊攻撃です。これらの追加により、ゲームの戦略性はさらに深まりました。

ソル＝バッドガイの物語、そして新たなキャラクターたち

ストーリーモードは、『GUILTY GEAR Xrd』の物語の後日談を描いています。ワシントンD.C.を舞台に、主人公ソル＝バッドガイと宿敵飛鳥＝R＝クロイツの因縁に終止符が打たれます。メインストーリーに加え、アナザーストーリーも用意されています。

登場キャラクターは、発売当初15名でしたが、アップデートによって継続的に追加されています。ゲームシステムの刷新に伴い、キャラクターの性能や技の構成も大きく変化しているキャラクターも多くいます。アップデートで追加されたキャラクターには、ゴールドルイス・ディキンソン、ジャックオー・ヴァレンタイン、ハッピーケイオス、梅喧、テスタメント、ブリジット、シン＝キスク、ベッドマン、飛鳥＝R♯、ジョニー、エルフェルト＝ヴァレンタイン、A.B.A、スレイヤー、クィーン・ディズィー、ヴェノム、ユニカ、ルーシーなどがいます。

開発秘話：フルアニメーションオープニングとキャラクター選定

GGSTの開発は、2010年代後半から開始され、当初は多くのプレイアブルキャラクターを予定していましたが、開発期間の都合上、絞り込まれたとのことです。オープニングムービーは、ソル＝バッドガイの物語の完結編にふさわしく、フルアニメーションを採用。アートディレクターのこだわりと、開発チームの努力によって実現したものです。

アニメ化決定

GGSTは、2025年にTVアニメ『GUILTY GEAR -STRIVE-: DUAL RULERS』としてアニメ化されます。ゲームのストーリーの後日談を描く、シリーズ初のテレビアニメ作品です。

まとめ

『GUILTY GEAR -STRIVE-』は、進化したゲームシステムと魅力的なストーリー、そして美しいグラフィックで、多くのプレイヤーを魅了する対戦格闘ゲームです。シリーズファンはもちろん、初めてプレイする人にもおすすめできる一作です。

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