Global trance

グローバル・トランスシリーズについて

『global trance』は、音楽グループglobeのリミックスアルバムシリーズであり、トランス音楽の魅力を引き立てる作品集として知られています。本シリーズは、2001年9月に初めてリリースされ、その後も続編として『global trance 2』やベストアルバム『global trance best』が発表されています。これらのアルバムは、数々の名曲にリミックスを施すことにより、既存の楽曲に新しい側面を与える役割を果たしました。

各アルバムの詳細

global trance

最初のアルバム『global trance』は、2001年9月にリリースされ、11月にはアナログ盤も発売されました。収録曲には、原曲に様々なアーティストによるリミックスが施されています。たとえば、tatsumakiによる「FACE (tatsumaki remix)」は、8thシングルのリミックスであり、他にもVincent de Moorが手掛けた「Love again (Vincent de Moor trance vocal mix)」や、DJ19による「angel's song (DJ19 remix)」など、多彩なリミックスが揃っています。また、本作には新曲「genesis of next (ver.O,8)」も収録されており、後に25thシングルとして再アレンジされてリリースされました。

global trance 2

続く『global trance 2』は、2002年にリリースされ、13thシングルのリミックスである「wanna Be A Dreammaker (Vapor Mix)」、26thシングルの「Many Classic Moments (Vincent de Moor's Budou Vox Mix)」などが収録されています。特に「Say Anything (Kanpai Mix 926)」は、X JAPANの楽曲をトランスアレンジしたもので、原曲とは異なる新しい印象を与えています。このアルバムは、YOSHIKIの加入が発表された直後に発売されており、その背景とも関連性が見られます。

global trance best

このシリーズの集大成とも言える『global trance best』は、先にリリースされた2作品からセレクトされた12曲に5曲の新リミックスを加えたもので、全曲がノンストップミックス処理されています。このアルバムには、DVDも付属されており、楽曲のプロモーションビデオやインタビュー映像も楽しむことができます。特に、「get it on now feat. KEIKO (TK remix)」は、29thシングルとして特別な位置付けをされており、そのリミックスは多くのファンに愛されています。

まとめ

globeの『global trance』シリーズは、リミックスが施された名曲の数々を集め、トランス音楽の洗練された側面を引き出す重要な作品集です。アーティストやプロデューサーによる多彩なリミックスが、既存の楽曲に新たな命を吹き込んでおり、多くのリスナーに新しい音楽体験を提供しています。これらのアルバムは、トランス音楽が持つ魅力を再確認させる内容となっており、音楽ファンにとって必聴のアイテムです。

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