Globe

globe（グローブ）

globeは、1995年にデビューした日本の音楽ユニットで、エイベックスに所属し、プライベート・レーベルのavex globeにて活動しています。メンバーは、作曲やプロデュースを手がける小室哲哉、ラップとボーカルのマーク・パンサー、リードボーカルのKEIKOの三人から成り立っています。

結成の背景

1994年、エイベックス主催のイベントで小室はマークに勉強を促し、その後、オーディションでKEIKOと出会うことがきっかけでglobeが結成されました。ユニット名は、「地球」を意味する英語と「global」の名詞形からインスパイアを受けて名づけられ、音楽だけでなく、国際的にも通じる存在を目指しました。

デビューと躍進

デビューシングル「Feel Like dance」はオリコン初登場3位を記録し、95万枚の大ヒットを記録しました。続く「Joy to the love」や「SWEET PAIN」など立て続けにヒットを飛ばし、瞬く間に音楽シーンでの地位を確立しました。特に4thシングル「DEPARTURES」は230万枚のセールスを記録し、大ヒットを記録しました。

活動の変遷

1996年には、初のアルバム『globe』が400万枚以上の売上を記録、同年の日本レコード大賞アルバム賞を受賞しました。この年の活動によりglobeは一躍有名になり、多くの音楽番組に出演しました。しかし、活動の途中で小室とエイベックスの関係に亀裂が生じ、1997年から2000年の間は停滞を余儀なくされました。

ソロ活動と再始動

2000年からはメンバーがそれぞれソロプロジェクトを展開し、KEIKOのソロ活動も本格化しました。その後、2002年にYOSHIKIが加入し、「globe extreme」として活動が行われるも、その後のオリジナル楽曲は発表されませんでした。2003年のデビュー10周年を記念しての活動や、2004年には「globe decade tour」が行われました。

療養と復帰

2011年にはKEIKOが深刻な健康問題に見舞われ、一時は活動休止状態となりましたが、回復後に音楽活動を再開しました。また、2015年にはデビュー20周年を迎え、さまざまな企画が発表され、globeの楽曲は常に新たな形で生み出されてきました。

現在の活動と今後の展望

2022年には『10000 DAYS』というメモリアルボックスをリリースし、globeの歴史を振り返るイベントや活動が続いています。これからも彼らの音楽が多くの人に愛されることを期待するばかりです。globeのメンバーは、お互いの個性と才能を活かしながら、未来を見据えた音楽づくりを続けています。

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