Going my ↑

Going my ↑：アップアップガールズ（仮）のデビューシングル

2012年3月10日、アイドルグループ・アップアップガールズ（仮）のデビューシングル「Going my ↑」がリリースされました。この曲は、グループの歩みとメンバーの想いが凝縮された、彼女たちにとって記念碑的な1曲です。この記事では、「Going my ↑」の誕生からリリース、そしてライブパフォーマンスまでを、その制作過程や背景とともに詳しく解説します。

アップアップガールズ（仮）の結成とオリジナル曲への想い

アップアップガールズ（仮）は、ハロー!プロジェクトの研修生「ハロプロエッグ」出身のメンバー6名によって2011年3月、「アップフロントガールズ（仮）」として結成されました。その後、メンバーの加入やグループ名の変更を経て、「アップアップガールズ（仮）」として活動を開始。2011年7月からは、定期公演をスタートさせましたが、この時点ではオリジナル曲は存在せず、ハロー!プロジェクトの楽曲などを中心に披露していました。

メンバーたちはオリジナル曲への強い願望を抱いており、2011年11月には、外部クリエイターとのコラボレーションを発表。オリジナル曲の制作は着々と進められていましたが、完成までには時間を要しました。メンバー自身もオリジナル曲への期待を胸に、活動に励んでいました。そして、2011年12月、初のオリジナル曲（仮）が、メンバーではなく別のアーティストによって定期公演で披露されるという、意外な形で制作過程の一端が明らかになります。この時点では曲はまだ完成しておらず、仮タイトルのままでしたが、このオリジナル曲（仮）が後に「Going my ↑」として完成します。

楽曲制作とレコーディング

「Going my ↑」の作曲・編曲を担当したのはmichitomo氏です。2012年2月12日のイベントでメンバーはmichitomo氏と面会し、2曲入りのCDリリースの知らせを受けました。「Going my ↑」を含むCDの制作はその後も順調に進み、2月25日にはジャケット写真の撮影、3月2日には「Going my ↑」のレコーディングが行われ、翌3日にはカップリング曲のレコーディングが完了しました。レコーディングの様子はUstreamで公開され、ファンたちの期待をさらに高めました。

楽曲の音楽性と歌詞

「Going my ↑」の歌詞は、グループのこれまでの歩みとメンバーそれぞれの想いが反映されており、グループの過去と未来が歌われています。楽曲は、ビートの効いたラウドなロックチューンで、アッパーかつキャッチーなメロディーが特徴です。アップテンポなサウンドは、聴く者の元気を引き出す力強いナンバーとなっています。

リリースとその後

「Going my ↑」のCD化は2012年2月24日に発表されました。3月10日には(仮)バージョン、3月31日にはインディーズ版がリリースされ、4月25日には全国発売。さらに翌2013年には、この曲を収録したアルバムもリリースされ、「Going my ↑」はアップアップガールズ（仮）の代表曲として、広く知られるようになりました。カップリング曲には、メロン記念日の楽曲「お願い魅惑のターゲット」のNewアレンジversionが収録されています。

ライブパフォーマンスとダンス

2012年1月15日、恵比寿LIVEGATEでの定期公演で「Going my ↑」が初披露されました。当初は制作中のため1番のみの披露でしたが、その後2月5日にはフルバージョンが披露されました。しかし、この時点ではまだ振り付けがなく、2月12日のイベントでダンス付きの初披露が予定されていました。2月12日、TOKYO FM HALLで開催されたイベントで、ついにダンス付きの「Going my ↑」が初披露。会場は大きな盛り上がりを見せ、メンバーとファンにとって感動的な瞬間となりました。そして3月10日には、振り付け師・竹中夏海氏プロデュースによる公演で、完成度の高いパフォーマンスが披露されました。

サプライズとダンスの先生

2月10日、メンバーは振り付けビデオを受け取りますが、ビデオに登場したダンスの先生は、メンバーが実際に会うのは初めてでした。2月19日のテレビ番組収録中に、先生に会いたいというメンバーの希望を受け、サプライズで竹中夏海氏が先生として登場しました。このサプライズは、メンバーにとって大きな喜びとなりました。

まとめ

「Going my ↑」は、アップアップガールズ（仮）の努力と情熱、そしてファンとの絆によって生み出された、かけがえのない楽曲です。デビューシングルとして、彼女たちの今後の活動の礎となる、重要な1曲と言えるでしょう。

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