Graceful Explosion Machine

『Graceful Explosion Machine』について

『Graceful Explosion Machine』は、カナダに拠点を置くインディーゲームスタジオVertex Popが開発した、シンプルかつエキサイティングなシューティングゲームです。2017年4月6日にリリースされたこのゲームでは、プレイヤーは飛行マシン「GEMファイター」を駆使して、襲いかかるエイリアンたちと戦います。

ゲームのシステム

ゲームは4つの異なる惑星が舞台で、それぞれ9つのステージが用意されています。各ステージには3つのフェーズがあり、プレイヤーはエイリアンを全滅させることで次のフェーズへと進みます。ただし、最終ステージには1つのフェーズのみが存在します。ゲームは横スクロールの形式を持っていますが、自動でのスクロールではなく、プレイヤーの動きによって画面が移動します。また、ほとんどのステージは、左右がループをする特性を持っています。

GEMファイターにはライフが3つあり、ダメージを受けてライフが尽きるとミスとなってしまいます。第1フェーズでは何度でもコンティニュー可能ですが、第2フェーズ以降は再開回数が3回までと制限されています。これを超えるとゲームオーバーとなります。

攻撃手段

GEMファイターには4種類の攻撃手段があります。これにより様々な戦略を駆使することが可能です。

• - ブラスター: 近距離から中距離を攻撃する連射レーザー。
• - エナジーソード: 近距離の敵を一掃し、敵弾を打ち消す能力を持つ。
• - スナイパービーム: 長距離を狙う強力なレーザー。
• - ミサイル: 周囲の敵をロックオンし、一斉に発射します。

画面上には、ブラスターに使用するゲージと他の攻撃に使用する「パワーゲージ」が表示されています。ブラスターのゲージは時間経過で回復し、パワーゲージは敵を撃破した際に獲得できるクリスタルで回復します。ゲージを使い切ると一定時間攻撃ができなくなるため、戦略的な運用が求められます。

さらに、プレイヤーの高得点はオンラインランキングで競うことができ、敵を連続で撃破することでコンボ状態となり得点倍率が増加します。連続攻撃のタイミングやダメージを受けることで倍率がリセットされるので、瞬時の判断力が試されます。

開発背景

開発を手がけたMobeen Fikreeは、1990年代のアーケードゲームの影響を受けており、特に古典的なアーケードシューティングゲームに対する思い入れがあります。2008年に設立したVertex Popで、最初はiOSゲームの開発を行っていますが、2015年には初のゲーム機用ツインスティックシューティングゲーム『We Are Doomed』をリリースし、その後『Graceful Explosion Machine』の開発に取り組みました。

Fikreeは、どのプレイヤーでもすぐに楽しめるエンターテインメントを作ることをコンセプトに、本作の操作をシンプルに構築しました。また、物語性を排除することで、アーケードゲームの本質を体現しています。

このように『Graceful Explosion Machine』は、シンプルながらも深みのあるシューティング体験を提供し、多くのプレイヤーに愛される作品となっています。

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