Grram

grram（グラム）は、シンガーソングライター久川実津紀によるソロプロジェクトです。かつてはGIZA studioのサブレーベル、D-GOに所属していました。

来歴

2010年秋、久川実津紀はミュージックスクールの定期オーディションで、その才能を見出されました。儚い歌声と作詞能力がプロデューサーの目に留まり、女性シンガーを探していたメンバーと合流、grramを結成するに至ります。

2011年には「悲しいほど 今日の夕陽 きれいだね」が、人気アニメ「名探偵コナン」のエンディングテーマに起用され、大きな注目を集めました。2012年3月21日には、1stミニアルバム「心の指すほうへ」でメジャーデビューを果たします。

2013年からは、grramは久川のソロプロジェクトとして再始動しました。同年3月23日には、福岡県ヤフオク!ドームで行われたプロ野球オープン戦の試合開始前に登場し、「心の指すほうへ」を歌唱。同年8月24日には、鳥取県の倉吉未来中心大ホールで開催されたイベント「名探偵コナンまつりinまんが王国とっとり」にゲスト出演し、5曲を披露しました。

2015年11月28日、大阪hillsパン工場でのワンマンライブ「grram The Final Live ～心の指すほうへ～」をもって、惜しまれつつも活動を終了しました。

概要

grramの楽曲は、「悲しいほど 今日の夕陽 きれいだね」を除く全ての曲の作詞を久川実津紀自身が手掛けています。その歌詞は、人間の目には見えない感情を繊細な言葉で表現しているのが特徴です。作詞は、中学2年生の頃から書き溜めている作詞ノートから選ばれることもあります。作曲は、当初は系列レーベルのアーティストからの提供が中心でしたが、近年は久川自身が中学時代からボイスレコーダーに録りためていた楽曲も採用されるようになりました。

名前

ユニット名の「grram」は、北欧神話に登場する、石や鉄をも容易に切り裂く剣「グラム (gram)」と、コンピューターの主記憶装置である「RAM (Random Access Memory)」を組み合わせたものです。いつまでも人々の心に深く刻み込まれるような音楽を届けたい、という願いが込められています。

メンバー

久川実津紀 （1991年8月16日生まれ）

grramは久川実津紀のソロプロジェクトであるため、メンバーは彼女1人です。

ディスコグラフィー

アルバム
ミニアルバム
シングル
デジタルシングル

書籍

連載：「music freak Es」にて久川実津紀「記憶のなかの1grram」

関連項目

ビーイング
ギザミュージックスクール
* ピオレ姫路 - オリジナルテーマソングを提供。

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