HAMATANI

HAMATANI（はまたに）

HAMATANIは日本のプロレスラーで、1970年9月3日生まれです。現在はリバーサルジム横浜グランドスラムに所属し、プロレスの世界でその名を馳せています。彼の魅力は、ルチャ・リブレに根ざした独特のファイトスタイルと、その鮮やかな技の数々です。

来歴

彼は「レスリングドリーマーズ」という団体に入門し、2008年2月16日に東京の新木場1stRINGでプロレスデビューを果たしました。当初は本名で活動していましたが、徐々にHAMATANIとしてのキャラクターが明確になっていきます。デビュー後すぐのメインイベント出場や、プロ初勝利を収めたDREAM GP 2008トーナメントにおける戦いは、彼にとって大きな転機となりました。

特に初勝利の際に使用したオモ・プラッタは、彼の総合格闘技の技術を示すものであり、その後のレスリングキャリアにおいても影響を与えることになります。

覆面MANIA

HAMATANIは、2012年から「覆面MANIA」に参加し、覆面レスラーとしての活動を開始しました。この方向性は、ドリーマーズ解散後により強化され、彼のプロレスキャリアの中で覆面での出場が増えていきました。2015年には勝村周一朗の縁で「月闘」のリングに上がり、その後もシアタープロレス花鳥風月本体にレギュラーとして参加するなど、幅広い活動を展開しています。

ファイトスタイル

HAMATANIのファイトスタイルは、ルチャ・リブレに基づいています。彼の試合では、カポエイラ方式の倒立や側転からの蹴りを多用することで有名です。これにより、観客を魅了し、試合の流れを自在に変えることができるのです。また、ブレイクダンスのオープンチェアー姿勢で対戦相手を挑発することもありますが、これによって逆に攻撃を受けることもあります。

2015年2月には梅沢菊次郎と対戦した際、相手のダミ声での挑発が話題となり、それ以降もファンから同様の声色で応援されるようになりました。

得意技

HAMATANIは多岐にわたる技を駆使し、そのなかでも特に注目されるのが以下の技です。

• - レッグラリアート：相手を一瞬で打ち負かす決定的な技。
• - メイアルーアプレザ：片手をマットに付けて体を半回転しながら相手を蹴り上げる技。
• - メイアルーアザンガーオ：側宙式の後ろ回し蹴りで、観客を沸かせる。
• - ジ・タワー・オブ・ガウディ：相手をうつ伏せにして両膝を折りたたみながら絞り上げるトリッキーな技。
• - ラ・ハマタニア：カナディアンバックブリーカーの形で相手を担ぎ上げ、両肩を極める技。

入場テーマ

彼の入場時には、ラミン・ジャヴァディ作曲の「パシフィックリム-メインテーマ」が流れる。この曲は、彼のキャラクターと試合の雰囲気を引き立てる重要な要素となっています。

HAMATANIはその魅力溢れるキャラクターと多才な技術で、多くのファンに愛され続ける存在です。今後の活躍にも期待が寄せられています。

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