HANAKO (プロレスラー)

HANAKO（ハナコ）

日本の女性プロレスラー、HANAKOは2000年9月14日生まれで、京都府出身です。181cmの身長と77kgの体重を持ち、スターダムに所属しています。彼女のプロレスラーとしての道のりは、決して平坦なものではありませんでしたが、現在では多くのファンから支持を受ける存在となっています。

来歴

HANAKOは中学生の頃に吹奏楽部、高校生の時にはバレーボール部に所属していましたが、主にマネージャー業務を行っていました。プロレスに目覚めたのは高校時代で、母親に誘われて観戦した地元イベント「京都カス野郎プロレス」がきっかけです。当初は運動の経験もなく、レスラーになる考えはありませんでした。しかし、大学進学後、学生プロレスサークルに入ることになり、周囲の先輩たちの影響を受け、徐々に自らもリングに立つ決意を固めていきました。

大学の4年生の時、食品業界からの内定をもらっていましたが、自身の人生を振り返り、プロレスラーとしての道を選ぶ決意をします。2023年1月31日、スターダムのプロテストに合格し、プロデビューの運びとなりました。彼女はこの新たなスタートにおいて、親も喜んでいると述べています。

デビューの日、2023年3月25日には横浜武道館にてプロデビューを果たし、レディ・Cとタッグを組み、舞華&ひめか組との試合に臨みました。この試合は自身にとって大きな一歩でしたが、結果はひめかの技の前に敗北を喫しました。その後、ひめかから「JPコースター」を継承する提案を受け、今後この技を使用することになりました。

翌月の4月2日、後楽園ホールにて朱里とのタッグマッチでプロ初勝利を掴むという新たな成果を上げました。また、7月2日には横浜武道館での6人タッグマッチで初めての自力勝利を収めましたが、その際のフィニッシャーが崩れたことをSNSで悔やむ一面も見せました。将来的には2024年8月にアメリカ遠征に挑戦することも発表されています。

エピソード

HANAKOは子供時代から背が高く、特に小学生時代には学年で一番の身長を誇っていましたが、中高時代はそのことがコンプレックスになっていました。デビュー戦でのレディ・Cとのタッグは、現役の日本女子プロレスラーの中でも最も身長が高いタッグとして話題になりました。プロミネンスで世羅りさと対戦した際には、既に技術面でのアドバイスを受けるなど、成長を続けています。

得意技

• - アルゼンチン・バックブリーカー：この技は相手を両肩に担ぎ上げた後、下半身を押し上げながら、開脚式シットダウンで相手を前方に投げ落とすというもので、顔面からマットに叩きつける特製のフェイスバスターです。
• - JPコースター：ひめかから継承した技であり、今後の試合でも重要な役割を果たすでしょう。
• - 白鷺：スタンディング肩固めの技で、中邑真輔から伝授された技です。
• - ビッグブーツ：強力なキック技です。

HANAKOの今後の活躍が楽しみであり、ファンの期待が高まるばかりです。

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