Halo 5: Guardians

『Halo 5: Guardians』

『Halo 5: Guardians』は、Microsoftが開発したXbox One専用のファーストパーソンシューティングゲームであり、Haloシリーズの第5作目にあたります。このゲームは343 Industriesによって開発され、前作『Halo 4』と同様のスタイルで展開されています。本作はXbox One向けの初のタイトルであり、後に廉価版としてGreatest Hitsが市場に投入されました。また、Windows 10版のカスタムゲーム専用版『Halo 5: Forge』も2016年9月にリリースされており、プレイヤーが自作のマップを作成、共有できる機能が強化されています。

概要

『Halo 5: Guardians』は、「リクレイマー・サーガ」と呼ばれる物語の第二部であり、キャンペーンモードの探索範囲とボリュームは前作の倍に拡大されています。物語は、姿を消したマスター・チーフを率いるブルーチームと、彼を追うスパルタン・ロックが率いるファイアチーム・オシリスという二つのチームの視点から描かれています。プレイヤーはマスター・チーフまたはスパルタン・ロックを操作し、各隊員はAIが補助するか、最大で4人までのオンライン協力プレイが可能です。ちなみに、マルチプレイヤー用のマップは全員に無料で提供されています。

本作には、通常版の他にリミテッドエディションやリミテッドコレクターズエディションも販売されています。これらのエディションには特典が多数含まれており、ファンにとって魅力的な内容となっています。従来までの作品のように画面分割マルチプレイは不可となり、上質な画質を実現していますが、これは一部のユーザーに不満を抱かせる結果となりました。しかし、次回作ではこの機能の復活が期待されています。

キャンペーン・モード

『Halo 5: Guardians』では、プレイヤーはマスター・チーフまたはスパルタン・ロックとなり、ブルーチームやファイアチーム・オシリスの仲間たちと共にミッションを攻略していきます。AIがサポートする小隊と協力しつつ、プレイヤーはDパッドを使ったコマンド指示で仲間に行動を指示できます。自分が倒れた場合でも、仲間が生き残っていれば蘇生を依頼でき、一瞬の行動不能状態から復帰可能。ゲームは非常にダイナミックで、戦略的なチームプレイが重要となっています。

また、本作のキャンペーンは全14のミッションで構成されており、各ステージにはチェックポイントが設けられています。これにより、誤った行動をしても再挑戦が可能です。さらに、プレイヤーが選べるキャラクターにはそれぞれ異なる特性があり、例えばスピードに特化したケリーや、精密射撃が得意なリンダなど、プレイスタイルに合わせた選択が楽しめます。

マルチプレイヤー・モード

『Halo 5: Guardians』のマルチプレイヤーには、ArenaとWarZoneという二つの主要ルールがあります。Arenaは4人対4人のスキルベースの対戦で、プレイヤーの技量が試されます。従来のルールに基づいたモードが豊富で、プレイヤー同士の戦闘が盛り上がる構成になっています。一方、WarZoneは最大24人が参加できる大規模な対戦で、AIの敵部隊を打破しながら得点を競うという新たな挑戦を提供します。

WarZoneにはさらに攻撃側・防衛側に分かれるWarZone Assaultや、PvE形式のWarZone FireFightもあり、バリエーション豊かなゲーム体験が用意されています。システムは進化が続き、プレイヤーの要望に応えながら新しい楽しみ方を探求する作品となっています。

Forge

Forgeモードはプレイヤーが自作のマップを作成し、オンラインで共有・使用できる機能です。前作に比べ、オブジェクトの追加やスクリプト機能が強化され、プレイヤーの創造力がより発揮されます。このエディションでは、Windows 10でもプレイできるため、ユーザーが自由に遊びを広げる機会が大幅に増加しています。

各エディション

本作には通常版、リミテッドエディション、リミテッドコレクターズエディションが用意されており、それぞれ特典が異なります。特にコレクターズエディションには、マスターチーフやスパルタン・ロックのスタチューが付属しており、ファンには魅力的です。

以上のように、『Halo 5: Guardians』はプレイヤーに多彩な体験を提供し続けており、今後の作品にも大いに期待が寄せられています。

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