Hanashikaの時間。

『hanashikaの時間。』について

『hanashikaの時間。』は、2019年4月1日から2025年3月27日まで毎週月曜日から木曜日の18:00から19:45に放送された、ラジオ大阪の生ワイド番組です。タイトルにある「hanashika」は、噺家を意味する言葉で、上方落語の魅力を伝えるコンセプトで構成されていますし、そのためメインパーソナリティには松竹芸能に所属する落語家が日替わりで登場しました。

この番組では、落語家たちの豊かな経験や独自の視点を活かして、トークやテーマに基づくコーナーを展開し、リスナーとの交流を深めています。また、女性芸人やタレントがアシスタントとして参加し、番組を盛り上げる役割を果たしました。

番組の流れ

番組は18:00のオープニングでスタートし、パーソナリティ陣によるフリートークから始まります。リスナーからのメッセージを募集するテーマが決まり、電子メールやFAXでの応募が受け付けられます。

18:20からは「ゲストの時間」と題し、落語家や演歌歌手などがゲストとして招かれ、その人物や関連するイベントの情報が伝えられます。この時間帯は、リスナーに新しいアーティストや演目を紹介する貴重な機会でもあります。

番組の後半では、パーソナリティごとの個性的なコーナーが展開され、月曜日は「リスナーと遊ぼう〜鉄瓶川柳道場〜」、火曜日は「小春團治のキネマの時間。」、水曜日は「晃瓶のよもやまな時間。」、木曜日は「TSURUJIの時間。」というように、それぞれ異なる話題を扱っています。

パーソナリティの紹介

月曜日には笑福亭鉄瓶と松本美香が登壇し、火曜日には桂小春團治と小川恵理子、Wednesdayには笑福亭晃瓶と近藤綾香、最終日に笑福亭鶴二と内海英華が担当する形式です。特に小川恵理子は、番組開始前にも別の人気番組でパートナーを務めており、安定したパフォーマンスが評価されました。また、パーソナリティの代役も用意されており、放送事故などに備えた体制が整っています。

番組の進化

『hanashikaの時間。』は放送開始当初、レギュラー番組の空き時間を利用しており、その後も番組編成の変更を経て進化していきました。2024年4月からは、交通情報を運ぶ枠を新たに設けて、番組の合間に重要な情報を提供する役割を果たすこととなりました。さらに、2024年度下半期には新たに「みんなの音楽室」という後継番組の一部を内包する形で、より多様性を持った番組編成へと発展していきました。

終了と後番組

2025年3月27日の放送をもって『hanashikaの時間。』は終了し、番組枠は廃止されましたが、その後に『OBCミュージックゾーン』という音楽番組がスタートし、新たな番組が生まれることになりました。このように、『hanashikaの時間。』はラジオ大阪の中でも特に人気のあるプログラムの一つとして、その歴史に名を刻んでいます。リスナーとの繋がりを大切にしたこの番組は、視聴者に愛され続けています。

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