『hide TRIBUTE II Visual SPIRITS』は、
1998年に急逝した
X JAPANの
ギタリスト、hideへの追悼の意を込めて制作されたトリビュート
アルバムです。
2013年7月3日に
徳間ジャパンコミュニケーションズからリリースされました。
hideのソロ活動20周年を記念して企画されたこの
アルバムは、2000年に発表された『hide TRIBUTE SPIRITS』から14年ぶりの復活となり、トリビュートシリーズの第二弾として位置づけられています。特に本作は、
ヴィジュアル系アーティストたちによるhide楽曲のカバーで構成されており、各アーティストがhideの音楽へのリスペクトを込めて、独自の解釈で名曲を蘇らせています。
同時発売された『hide TRIBUTE III Visual SPIRITS』とともに、hideの音楽の多様性と影響力を改めて示す作品として、ファンのみならず音楽愛好家からも注目を集めました。
収録曲は以下の通りです。全曲hideが作詞・作曲を手がけています。
TELL ME (heidi.)
DICE (
摩天楼オペラ)
OBLAAT (GOTCHAROCKA)
D.O.D.[DRINK OR DIE] (柩 from NIGHTMARE)
ピンク スパイダー (Sadie)
ever free (defspiral)
DOUBT (machine)
HURRY GO ROUND (CELL)
MISERY (DaizyStripper)
Beauty & Stupid (DOPPEL)
DAMAGE (THE KIDDIE)
Junk Story (UNDER CODE PRODUCTION LAST COLLABORATION「D・N・A」)
* 50% & 50% (Mix Speaker's,Inc.)
これらの楽曲は、hideの代表曲から隠れた名曲まで多岐にわたり、それぞれのアーティストが自身の個性を活かしつつ、原曲の魅力を最大限に引き出しています。
ヴィジュアル系というジャンルに特化することで、hideが持つ音楽的なカリスマ性と、その影響力をより強く感じさせます。
『hide TRIBUTE II Visual SPIRITS』は、hideの音楽に対する愛情と、彼が日本の音楽シーンに残した偉大な功績を称えるだけでなく、参加アーティストたちの新たな表現の場ともなっています。hideのファンはもちろん、
ヴィジュアル系ロックを愛するすべての人々にとって、必聴の
アルバムと言えるでしょう。hideの音楽が時を超えて、今もなお多くのアーティストに影響を与え続けていることを証明する、貴重なトリビュート作品です。関連作品として、『hide TRIBUTE SPIRITS』と『hide TRIBUTE III Visual SPIRITS』も合わせて聴くことで、hideの音楽世界をより深く堪能できます。