Hide memorial summit

『hide memorial summit』

『hide memorial summit』は、2008年5月3日と4日に東京の東京スタジアム（味の素スタジアム）で開催された特別な野外ライブイベントです。このイベントは、X JAPANのギタリストであるhideの十周忌を追悼して行われ、数多くのバンドやミュージシャンが参加しました。参加アーティストたちは、彼の遺志を受け継ぐ形で、チャリティ団体とも連携し、意味深い時間を共有しました。

ステージ構成と演出

ステージは大きなメインステージが2つと、その間に小ステージが設けられるというユニークな構成でした。左右には液晶スクリーンが配置され、観客は遠くからでもパフォーマンスを視覚的に楽しむことができました。アーティストが登場する際は、hideの楽曲「POSE」が流れ、幕が開くという演出が施され、観客の期待感が一層高まりました。入場者全員には特製のゴム製リストバンドが配られ、イベントに参加する喜びが形にされました。

参加アーティストとパフォーマンス

5月3日（土）

• - DJ OZMA (メイン・ステージ)による盛り上がりのあるパフォーマンスと、「ever free」のhideカバーや「ピンクスパイダー」など、hideの楽曲が次々に演奏されました。
• - RIZE や マキシマム ザ ホルモン などのバンドも参加し、観客を楽しませました。
• - T.M.Revolution は、力強いボーカルで「ignited」や「HIGH PRESSURE」を披露しました。
• - hide with Spread Beaver は、ライブのクライマックスで彼の代表曲を演奏し、感動を呼び起こしました。

5月4日（日）

二日目には、DIR EN GREY|DIR_EN_GREY や LUNA SEA など、豪華なラインナップが揃いました。

• - LUNA SEAは「月光」から始まり、続いて「PRECIOUS...」を計画通りに演奏し、観客を酔わせました。
• - X JAPAN の最後のステージでは、hideの映像が流れる中、彼の愛した曲が演奏され、場内は感動的な雰囲気に包まれました。特に、YOSHIKIのピアノソロや、最後のアンコールで演奏された「ENDLESS RAIN」 は、多くのファンの涙を誘いました。

チャリティとの連携

このイベントはただの追悼ライブに留まらず、メイクアウィッシュジャパンや全国骨髄バンクなど、様々なチャリティ団体と連携し、社会への貢献も目指しました。

まとめ

『hide memorial summit』は、音楽を愛する者たちを繋げ、hideへの深い思いを再確認する場となりました。このイベントは、数多くのアーティストとの素晴らしいコラボレーションで成り立ち、ファンにとっても忘れがたい思い出となったことでしょう。音楽が生み出す力、そしてhideの影響力が、今なお色あせることなく、多くの人々の心に刻まれています。

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