Honesty〜まじ〜

シブがき隊の6枚目のオリジナル・アルバム『Honesty〜まじ〜』は、1984年12月8日にリリースされました。このアルバムは、SIDE AとSIDE Bに分かれ、それぞれ異なる魅力を持つ楽曲が収録されています。

SIDE Aは、「ハートブレイク Bay City」から始まります。作詞は森雪之丞、作曲・編曲は後藤次利が担当し、都会的なサウンドが特徴です。続く「紐育が泣いている」は、売野雅勇が作詞、井上大輔が作曲・編曲を手掛け、ニューヨークを舞台にしたドラマティックな楽曲となっています。「ギア・チェンジ」は、再び森雪之丞が作詞、後藤次利が作曲・編曲を担当し、アップテンポなナンバーです。布川敏和のソロ曲「クールミント・ラブ」は、布川自身が作詞、中崎英也が作曲、新川博が編曲を担当し、爽やかなラブソングに仕上がっています。SIDE Aの最後を飾るのは、「べらんめぇ! 伊達男」。森雪之丞が作詞、水谷竜緒が作曲・編曲を手掛け、江戸っ子らしい粋な雰囲気が漂う楽曲です。

SIDE Bは、「！然（がくぜん）美少女」からスタート。売野雅勇が作詞、中崎英也が作曲・編曲を担当し、コミカルな要素も含まれたポップな楽曲です。薬丸裕英のソロ曲「告白〜愛する人へ〜」は、薬丸自身が作詞、HOUND DOGが作曲、鷺巣詩郎が編曲を担当し、ストレートな愛を歌ったバラードです。「男懺悔」は、森雪之丞が作詞、後藤次利が作曲・編曲を担当し、男の哀愁を描いた楽曲となっています。本木雅弘のソロ曲「瞳に誓って」は、本木自身が作詞、網倉一也が作曲、新川博が編曲を担当し、力強いメッセージが込められた楽曲です。アルバムの最後を締めくくるのは、「星空からメリークリスマス」。売野雅勇が作詞、井上大輔が作曲、鷺巣詩郎が編曲を担当し、ロマンチックなクリスマスソングとなっています。

『Honesty〜まじ〜』は、シブがき隊の音楽性の幅広さを示すとともに、メンバーそれぞれの個性を際立たせた作品と言えるでしょう。作詞家、作曲家、編曲家陣の豪華さも特筆すべき点であり、当時の音楽シーンを代表するクリエイターたちが集結し、シブがき隊の魅力を最大限に引き出しています。アイドルとしての人気だけでなく、音楽的な評価も高いアルバムです。

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