I-フィルター
i-FILTER（アイフィルター）は、デジタルアーツ株式会社が開発・販売している、家庭向けのコンテンツフィルタリングソフトウェアです。同社の登録商標であり、PC向け製品としては「i-FILTER X」（Xはバージョン数）という名称で展開されています。製品名の「i-」は半角英数で表記するのが正式であり、「iーフィルター」「i-フィルタ」などの表記は誤りです。
i-FILTERは、PC用ソフトウェアとして初めて日本PTA全国協議会の推薦を受けた製品です。デジタルアーツ社によれば、家庭向けフィルタリングソフトのシェアでNo.1を誇り、同社のフィルタリングソフトは2022年8月時点で全国25,000校に導入されています。販売はパッケージ版とダウンロード版があり、1ライセンスにつき1台のPCで使用可能です。ただし、1台のPCで複数ユーザー（最新バージョンでは最大6人）が利用できます。
2012年3月2日にはMac OS X版（10.5～7に対応）が発売され、対応OSが拡充されました。
2000年9月に初代バージョンがリリースされて以来、1年から数年ごとにメジャーアップデートを重ねてきました。初期バージョンはブラックリスト方式のシンプルなフィルタリング機能のみでしたが、アップデートごとに機能が追加され、フィルタリングスイートへと進化しています。特に、ISP向けに提供されていた「i-FILTER Active Edition」からネットワーク機能を導入し、最新の「i-FILTER 6.0」からは設定情報をデジタルアーツ社側で保存することで、リモートでの設定変更や利用状況の確認が可能になりました。i-FILTER 6.0のダウンロード版は2010年10月29日、パッケージ版は2010年11月12日に発売されました。
2011年3月23日には、イメージキャラクターに加藤清史郎さんを起用した初のテレビCMが放映され、ホームページもリニューアルされました。同年12月7日にはスマートフォン向けのキャラクターとして綾乃美花さんが加わり、関東エリアでCMが放映され、ホームページも加藤清史郎さんと綾乃美花さんのコラボレーションデザインへと変更されました。
コンテンツフィルタリング:
デジタルアーツ社が目視で確認し蓄積したWebフィルタリングデータベースに基づき、Webサイトを67のカテゴリ（企業向けi-FILTER Ver.8では102カテゴリ）に分類し、閲覧を制限できます。許可するサイト、禁止するサイトの登録や、ホワイトリストでの運用も可能です。
検索結果フィルタリング:
検索エンジンの検索結果でブロック対象となるリンク先がある場合、検索結果自体をマスクして表示をブロックします。
書き込みブロック:
掲示板、チャット、ブログなどへの書き込みを禁止できます。
アプリケーション制御:
登録されたアプリケーションの利用を制限できます。禁止またはタイマー連動を選択でき、タイマー連動の場合は後述のインターネットタイマー機能と連動します。アプリケーションごとの利用時間制限はできません。
インターネットタイマー:
曜日や時間帯ごとにインターネット利用時間を制限できます。1日の最大利用時間も設定可能で、上限を超えた場合は登録されたメールアドレスにタイマー延長申請ができます。
インターネット利用状況確認:
i-FILTERがインストールされていないPCからでも、最新版「i-FILTER 6.0」がインストールされたPCのインターネット利用状況を確認できます。利用状況、アプリケーション制御履歴、検索単語ランキング、書き込み回数ランキングなどをユーザーごとに確認できます（最大6人分）。
搭載機能はシリーズによって異なります。
スマートフォン/携帯電話向け:
i-FILTER for Android
i-FILTER for iOS
i-FILTER for Mobile
パソコン向け:
i-FILTER for プロバイダー/i-FILTER Active Edition
テレビ向け:
i-FILTER for TV2/TV
ゲーム機向け:
i-FILTER for 3DS
i-FILTER for ニンテンドーDSiブラウザー
i-FILTER for ニンテンドーDSブラウザー
i-FILTER for Wii
i-FILTER for Wii U
i-FILTER for PSP
i-FILTER for PS3
ルーター向け:
i-FILTER for BUFFALO
i-FILTER for FREESPOT
その他向け:
i-FILTER for Consumer Electronics
コンテンツフィルタリング
フィルタリング（有害サイトアクセス制限）
i-フィルター
概要
i-FILTERは、PC用ソフトウェアとして初めて日本PTA全国協議会の推薦を受けた製品です。デジタルアーツ社によれば、家庭向けフィルタリングソフトのシェアでNo.1を誇り、同社のフィルタリングソフトは2022年8月時点で全国25,000校に導入されています。販売はパッケージ版とダウンロード版があり、1ライセンスにつき1台のPCで使用可能です。ただし、1台のPCで複数ユーザー（最新バージョンでは最大6人）が利用できます。
2012年3月2日にはMac OS X版（10.5～7に対応）が発売され、対応OSが拡充されました。
歴史
2000年9月に初代バージョンがリリースされて以来、1年から数年ごとにメジャーアップデートを重ねてきました。初期バージョンはブラックリスト方式のシンプルなフィルタリング機能のみでしたが、アップデートごとに機能が追加され、フィルタリングスイートへと進化しています。特に、ISP向けに提供されていた「i-FILTER Active Edition」からネットワーク機能を導入し、最新の「i-FILTER 6.0」からは設定情報をデジタルアーツ社側で保存することで、リモートでの設定変更や利用状況の確認が可能になりました。i-FILTER 6.0のダウンロード版は2010年10月29日、パッケージ版は2010年11月12日に発売されました。
2011年3月23日には、イメージキャラクターに加藤清史郎さんを起用した初のテレビCMが放映され、ホームページもリニューアルされました。同年12月7日にはスマートフォン向けのキャラクターとして綾乃美花さんが加わり、関東エリアでCMが放映され、ホームページも加藤清史郎さんと綾乃美花さんのコラボレーションデザインへと変更されました。
主な機能
コンテンツフィルタリング:
デジタルアーツ社が目視で確認し蓄積したWebフィルタリングデータベースに基づき、Webサイトを67のカテゴリ（企業向けi-FILTER Ver.8では102カテゴリ）に分類し、閲覧を制限できます。許可するサイト、禁止するサイトの登録や、ホワイトリストでの運用も可能です。
検索結果フィルタリング:
検索エンジンの検索結果でブロック対象となるリンク先がある場合、検索結果自体をマスクして表示をブロックします。
書き込みブロック:
掲示板、チャット、ブログなどへの書き込みを禁止できます。
アプリケーション制御:
登録されたアプリケーションの利用を制限できます。禁止またはタイマー連動を選択でき、タイマー連動の場合は後述のインターネットタイマー機能と連動します。アプリケーションごとの利用時間制限はできません。
インターネットタイマー:
曜日や時間帯ごとにインターネット利用時間を制限できます。1日の最大利用時間も設定可能で、上限を超えた場合は登録されたメールアドレスにタイマー延長申請ができます。
インターネット利用状況確認:
i-FILTERがインストールされていないPCからでも、最新版「i-FILTER 6.0」がインストールされたPCのインターネット利用状況を確認できます。利用状況、アプリケーション制御履歴、検索単語ランキング、書き込み回数ランキングなどをユーザーごとに確認できます（最大6人分）。
製品シリーズ
搭載機能はシリーズによって異なります。
スマートフォン/携帯電話向け:
i-FILTER for Android
i-FILTER for iOS
i-FILTER for Mobile
パソコン向け:
i-FILTER for プロバイダー/i-FILTER Active Edition
テレビ向け:
i-FILTER for TV2/TV
ゲーム機向け:
i-FILTER for 3DS
i-FILTER for ニンテンドーDSiブラウザー
i-FILTER for ニンテンドーDSブラウザー
i-FILTER for Wii
i-FILTER for Wii U
i-FILTER for PSP
i-FILTER for PS3
ルーター向け:
i-FILTER for BUFFALO
i-FILTER for FREESPOT
その他向け:
i-FILTER for Consumer Electronics
関連項目
コンテンツフィルタリング
フィルタリング（有害サイトアクセス制限）
外部リンク
i-フィルター
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