IMAGE (清木場俊介のアルバム)

清木場俊介のセカンドオリジナルアルバム『IMAGE』は、2007年 9月5日に発売されました。前作『清木場俊介』からおよそ2年の時を経て発表されたこの作品は、ボーカリストグループEXILEを脱退してから初めて発表された、ソロ名義でのオリジナルアルバムです。

リリース形態は、CDとDVDの二枚組仕様である「CD+DVD」と、CDのみの「CDのみ」の2形態で展開されました。これまでに発表されたシングル曲「人間じゃろうが!」「believe」「天国は待ってくれる」「五日間……バックレよう」「最後の夜」といった既発の楽曲群に加え、新たに制作された楽曲を含む計12曲がCDに収められています。

本作のマスタリング作業は、イギリスのロンドンにある著名なスタジオ、メトロポリス・スタジオにて実施されました。また、アルバムに収録されている楽曲のうち「忘れないで」と「サル」は、清木場がツアーを共に回るバンドメンバーと共にレコーディングされた音源が採用されています。「サル」には、NEVER LANDのTO-CとDJ PLUS1がそれぞれラップとスクラッチでゲスト参加しています。

商業的な側面としては、2007年 9月17日付のオリコン週間アルバムランキングにおいて最高位13位を記録しました。

この『IMAGE』は、清木場俊介が当時所属していたレコード会社、ビクターエンタテインメントから発表した最後のオリジナルアルバムとなっています。

収録曲

DISC1 (CD)

1. believe
通算4枚目のシングルとしてリリースされた楽曲。清木場のオリジナルアルバムにおいて、初めてシングル曲が1曲目を飾る構成となりました。ストリングスアレンジは弦一徹が担当しています。後にベストアルバム『清木場俊介 SONGS 2005-2008』にも収録されました。
2. Lenny Down
作詞・作曲は清木場俊介と川根来音の共作による楽曲です。
3. Baby
音楽家、川根来音の楽曲をカバーしたものです。後にベストアルバム『清木場俊介 SONGS 2005-2008』にも収録されました。
4. 最後の夜
本作に先行してリリースされた通算7枚目のシングル曲。ストリングスアレンジはクラッシャー木村が担当しています。後にベストアルバム『清木場俊介 SONGS 2005-2008』にも収録されました。
5. Image
このアルバムのタイトルを冠した楽曲。作詞は清木場俊介、作曲は川根来音が手掛けました。
6. 月
作詞を清木場俊介、作曲を川根来音が担当した楽曲です。
7. 愛してる
こちらも川根来音の楽曲をカバーしたナンバーです。作曲者である川根が当初「青空」というタイトルで制作していましたが、清木場自身が現在のタイトルに変更したというエピソードが残されています。後にベストアルバム『清木場俊介 SONGS 2005-2008』にも収録されました。
8. 天国は待ってくれる
通算5枚目のシングル曲。作詞は清木場俊介、作曲は清木場と川根来音の共作。ストリングスアレンジは弦一徹です。後にベストアルバム『清木場俊介 SONGS 2005-2008』にも収録されました。
9. 忘れないで
ファンへの感謝の気持ちを込めて制作された楽曲。発売に先駆けたライブですでに披露されており、当時はアコースティックギターを主体としたバラード調のアレンジで演奏されていました。2014年に発売されたベストアルバム『唄い屋・BEST Vol.1』には、新たにアレンジ・録音された音源が収録されています。
10. サル
清木場俊介とTO-C（NEVER LAND）が共作で作詞し、清木場が作曲を手掛けた楽曲。ラップパートをTO-Cが、スクラッチをDJ PLUS1が担当しています。
11. 五日間……バックレよう
通算6枚目のシングル曲。作詞は清木場俊介、作曲は川根来音。後にベストアルバム『清木場俊介 SONGS 2005-2008』にも収録されました。
12. 人間じゃろうが!
通算3枚目のシングルとしてリリースされた楽曲。ストリングスアレンジはクラッシャー木村が担当。後にベストアルバム『清木場俊介 SONGS 2005-2008』にも収録されました。

DISC2 (DVD)

DISC2のDVDには、以下のミュージックビデオや映像コンテンツが収録されています。

人間じゃろうが! MUSIC CLIP (監督: 石井貴英)
believe MUSIC CLIP (監督: 石井貴英)
五日間……バックレよう MUSIC CLIP (監督: 石井貴英)
LONDON
* SAKURA (監督: 今井厚生) - レコーディング風景を捉えた映像です。この曲のために改めて制作されたミュージックビデオは、映像作品『VIDEO CLIPS』に収録されています。

参加ミュージシャン

本作の制作には、多くのミュージシャンが参加しています。具体的なクレジットはアルバムに記載されています。

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