IN THE SUN, IN THE SHADE

IN THE SUN, IN THE SHADE

『IN THE SUN, IN THE SHADE』は、スターダストレビューが1989年7月10日にリリースした7枚目のオリジナル・アルバムです。このアルバムは、グループの音楽スタイルをさらに深め、聴衆に新たな体験を提供することを目的として創作されました。全楽曲の編曲は三谷泰弘が担当し、その豊かな音楽性が色濃く反映されています。

収録楽曲とその魅力

このアルバムには、さまざまなジャンルの楽曲が収められており、リスナーを飽きさせない多様なアプローチが特徴です。以下に、いくつかの収録曲について詳しく説明します。

1. Brand-New Wind

作詞は田口俊、作曲と編曲を三谷泰弘が担当した「Brand-New Wind」は、アルバムのオープニングを飾る爽やかなナンバーです。この曲は新たな風を感じさせるメロディで、聴く者に希望の光を与えます。

2. 夏のシルエット

次に紹介する「夏のシルエット」は、篠原仁志が作詞、根本要が作曲を手掛けた、16枚目のシングルでもある楽曲です。夏の風景を鮮やかに描写した歌詞が、聴く者に心地よい気分をもたらします。

3. 月光列車

「月光列車」は、篠原仁志の歌詞と柿沼清史の作曲による幻想的な楽曲です。夜の列車の旅をイメージさせ、深い感情を呼び起こす旋律が特徴です。

4. Be My Lady

この曲は和やかなバラードで、後に17枚目のシングルとしてもリリースされました。作詞は竜真知子、作曲は根本要によるもので、恋愛をテーマにした美しい歌詞が魅力です。

5. Triste

トリステは、有川正沙子が作詞し、三谷泰弘がメインボーカルを務めています。特に注目すべきは、esq名義で発売したシングル「再会」のカップリングとしても知られるライヴ・ヴァージョンです。

6. Northern Lights -輝く君に-

この楽曲は15枚目のシングルとしても存在し、高橋研が作詞、根本要が作曲しています。「輝く君に」というタイトルが示すように、光をあふれさせるようなポジティブなメッセージが込められています。

7. Endless Dream

「Endless Dream」は、葉庭敏貴の歌詞と、根本要と三谷泰弘の共作による楽曲。「夢」というテーマを持つこの曲は、聴く者を夢の世界へ誘います。

8. 夏の女王 (Dedicated to Esther Williams)

三谷泰弘自身が作詞・作曲・メインボーカルを務めるこの曲は、特に印象深いです。エスター・ウィリアムズに捧げられたこの楽曲は、彼女へのオマージュが込められています。

9. ラビリンス・サスペンス

この曲は葉庭敏貴が作詞し、三谷泰弘が作曲を担当しています。不思議な雰囲気を持つこの曲は、聴く者を幻想的な世界へと誘います。

10. In The Sun, In The Shade

アルバムのタイトル曲である「In The Sun, In The Shade」は、寺田正美と三谷泰弘によって作詞されました。光と影をテーマにしたこの楽曲は、アルバム全体のコンセプトを体現しています。

ボーナストラック

さらに、「Brand-New Wind」（LIVE VERSION：1989年7月23日）は2002年以降の再発盤にのみ収録されているボーナストラックです。ここでは、この楽曲のライブパフォーマンスが楽しめます。

まとめ

『IN THE SUN, IN THE SHADE』は、スターダストレビューの独自の魅力を凝縮したアルバムです。多様なジャンルが織り成す楽曲群は、リスナーに新たな感動を与えることでしょう。この作品は、グループの成長を示しながら、時代を超えた普遍的なメッセージを届けています。

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