INSOMNIA TRAIN(インソムニア・トレイン)の概要
INSOMNIA TRAINは、
SEKAI NO OWARIが2018年4月から6月にかけて開催した全国規模の野外ツアーです。その名の通り「眠れない列車」をテーマにしたこのツアーは、実に多彩な演出とコンセプトで観客を魅了しました。ツアーの発表は2017年5月でしたが、その後の準備や期待が高まったことは言うまでもありません。特に「移動式歓楽街」というコンセプトがユニークで、楽しい時間を提供することを目指しました。
Fukaseがラジオ番組「
セカオワLOCKS!」において、インスピレーションを与えた「エロ」への期待を語ると、Saoriはそれを大人の雰囲気と表現しました。この会話からも、ツアーがどのようにアートとエンターテイメントを融合させようとしていたかがうかがえます。また、
北海道でのファイナル公演においては、動物殺処分ゼロプロジェクトブレーメンが開催されるなど、
音楽活動だけでなく、社会貢献といった側面にも力を入れていました。
公演情報
このツアーは全国6都市で計12回の公演が行われました。具体的な日程は以下の通りです。
公演の場所は自然に恵まれた場所が選ばれており、観客は素敵な景色の中で
音楽を楽しむことができました。
ステージセット
FukaseがTwitterで公開したステージセットのイメージは、壮大な列車の形を取っており、ネオン輝く装飾が印象的です。中央には巨大なピエロがいて、その手には「NICE PEOPLE MAKE THE WORLD BORING」という看板を持っています。セットの高さは約30m、横幅は80mという大規模なもので、観客の記憶に強く残る存在感を放っていました。また、会場周辺にはラーメンやカレーといったフードエリアやゲームコーナーもあり、ライブ以外の楽しみも提供されました。
セットリスト
このツアーでは、各公演ごとにセットリストが異なるという新しい試みがありました。そのため、各公演での曲順はそれぞれの発表によって異なりますが、特に広島公演以降、インスタントラジオの後に「マーメイドラプソディー」が追加されたことが特徴的です。また、毎回異なる日替わり曲としては「RAIN」と「サザンカ」が披露されました。さらに、炎と森のカーニバルの演出が公演ごとに変更されるなど、飽きられない工夫がなされていました。
まとめ
INSOMNIA TRAINは、
SEKAI NO OWARIにとって特別な思い出となるツアーであり、多くの観客に感動を与えたことで知られています。独創的な演出と心温まるメッセージが込められたパフォーマンスは、今後も語り継がれることでしょう。