IOC承認国際競技連盟連合

IOC承認国際競技連盟連合 (ARISF) の概要と加盟団体



IOC承認国際競技連盟連合(ARISF)は、国際オリンピック委員会(IOC)に認定された国際競技連盟の集まりであり、1983年に設立された非政府・非営利のスポーツ組織です。また、通称「IOC承認国際競技団体連合」とも呼ばれます。

ARISFの役割と機能


ARISFは、オリンピックの未正式競技を監督し、各競技の国際連盟からの承認を通じて、これらのスポーツの発展と普及を促進しています。ARISFに加盟する団体は、IOCの基準に適合した運営を行っており、正式なオリンピック競技を選出する基盤ともなっています。

ARISFの加盟団体は、国際競技連盟連合(GAISF)から承認された団体で、正式競技に昇格した際にはARISFを退会して、夏季または冬季オリンピックの国際競技連盟連合に加盟する流れとなっています。例えば、バルセロナオリンピックの後に廃止された公開競技は、ARISF加盟団体が管理していた競技から選伏されています。この点で、ARISFはオリンピックの非公式競技及びその認定といった重要な役割を果たしています。

追加種目とARISFの関与


2020年東京オリンピックでは、新たに導入される追加種目は、ARISF加盟団体が統括する競技の中から推薦されました。選出は競技単位ではなく、種目ごとに行われましたが、既に正式競技において国際競技連盟が担当するスポーツに関しては、ARISFからの推薦が行われませんでした。GAISFに加盟している団体でも、ARISFに非加盟の場合は同様の扱いを受けています。たとえIOCから認定を受けても、ARISFからの退会は行われていません。

現在の加盟団体一覧(2019年2月時点)


いくつかの主要な加盟団体を以下に示します:

このように、AFISは多岐にわたる競技団体を包括し、国際的なスポーツ活動を活性化させるための重要な枠組みを提供しています。各競技団体の協力により、オリンピック精神の下でスポーツがより一層普及し、発展することを目指しています。ARISFの役割は、ただの選出機関にとどまらず、国際的な競技の促進やその管理に寄与している点で、非常に重要です。

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