IPad (第1世代)
初代iPadは、Appleが開発・販売したタブレット型コンピューターであり、iPadシリーズの最初のモデルです。2010年1月27日にサンフランシスコで開催された製品発表会で発表されました。
iPadは、AppleのポータブルメディアプレーヤーであるiPod touchや携帯電話のiPhoneのコンセプトを踏襲しており、マルチタッチによる操作方法やユーザーインターフェースのデザインなど、多くの機能が共通化されています。さらに、電子書籍の購読機能など、新たな機能も搭載されました。
通信機能:
Wi-Fi + 3Gモデルでも、3G回線による音声通話、SMS、MMSは利用できません。ただし、Skypeなどのアプリを使用することで音声通話は可能です。
カメラ:
カメラは非搭載です。
側面スイッチ:
iPhoneでは消音スイッチでしたが、iPadでは当初スクリーンの回転ロックスイッチでした。その後、iOS 4.2.1でiPhoneと同様に消音スイッチに変更されましたが、iOS 4.3で消音と回転ロックを選択できるようになりました。
アクセサリ:
オプションのiPad Camera Connection Kitを使用することで、USBやSDカード経由でデジタルカメラやiPhoneから直接画像を取り込むことができ、ポータブルストレージビューアー（デジタルフォトフレーム）として利用できます。
充電:
iPadのDockコネクタはUSBの給電規格外であり、付属のACアダプター（5V、2.1A）や最新のMacのハイパワーUSBポート（5V、1.1A）でのみ充電可能です。その他のパソコンのUSBポートやACアダプターでは、電源が入った状態では充電できず、スリープモードでのみ充電が可能です。
モデル:
Wi-Fi（無線LAN）のみのA1219と、Wi-Fiと3G回線を搭載したA1337の2種類があります。
製品名:
公式商品名は「iPad」で、スペースやハイフンはなく、pのみが大文字です。
2010年1月27日（米国時間）: サンフランシスコで開かれた製品発表会で発表。
2010年3月12日: 米国のApple Storeで予約受付開始。
FCCによるA1219とA1337の認証取得。
2010年3月22日: A1219とA1337がCETECOMにより技術基準適合証明の工事設計認証を取得。
[2010年]]4月3日: 米国でWi-Fiモデル]の販売開始。発売初日に30万台を販売し、アプリのダウンロードは100万本、[[電子書籍のダウンロードは25万冊を記録。
2010年4月8日: 米国での累計販売台数が45万台に到達。アプリのダウンロードは350万本、電子書籍のダウンロードは60万冊を記録。
[2010年]]4月30日: 米国でWi-Fi+3Gモ[[デル]の販売開始。
2010年5月7日: 日本、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、英国で5月28日販売開始と発表。米国での予想外の売れ行きにより、生産が追いつかず延期。
2010年5月8日: ソフトバンクモバイルが日本でのiPad販売を発表。Wi-FiモデルとWi-Fi+3Gモデルの両方を提供することを発表。
2010年5月28日: 日本、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、英国でWi-FiモデルおよびWi-Fi+3Gモデルの販売を開始。
2012年9月19日: iOS 6.0がリリースされ、初代iPadはこのバージョンでサポート対象外となる。
2016年: iOS 5.1.1以前のAppも対象外となり、すべてのAppのインストールができなくなる。
アメリカ合衆国での価格（2010年4月時点のレートUS$1=¥94で換算）
日本での価格（Apple Storeに基づく）
日本国外で販売されているiPadを日本国内で使用する場合、技術基準適合証明（技適マーク）を受けているか、技術基準と同等と認められる外国の基準に適合している必要があります。また、国外でローミングの手続きが必要です。違反すると電波法違反となります。
発売当初、日本国内で販売されていないiPadには技適マークがなく、当時の総務大臣が米国版iPadを使用したことが議論を呼びました。その後、総務省令改正により技適マークを画面表示でも可としましたが、Apple側の対応が遅れ、iOS 4.2.1へのアップデートにより解決されました。
初代iPadの登場は、タブレット市場に大きな影響を与え、その後のiPadシリーズやタブレットデバイスの発展の礎となりました。
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iPad - Apple（日本）
ソフトバンクモバイル - iPad
概要
iPadは、AppleのポータブルメディアプレーヤーであるiPod touchや携帯電話のiPhoneのコンセプトを踏襲しており、マルチタッチによる操作方法やユーザーインターフェースのデザインなど、多くの機能が共通化されています。さらに、電子書籍の購読機能など、新たな機能も搭載されました。
iPhoneとの主な相違点
通信機能:
Wi-Fi + 3Gモデルでも、3G回線による音声通話、SMS、MMSは利用できません。ただし、Skypeなどのアプリを使用することで音声通話は可能です。
カメラ:
カメラは非搭載です。
側面スイッチ:
iPhoneでは消音スイッチでしたが、iPadでは当初スクリーンの回転ロックスイッチでした。その後、iOS 4.2.1でiPhoneと同様に消音スイッチに変更されましたが、iOS 4.3で消音と回転ロックを選択できるようになりました。
アクセサリ:
オプションのiPad Camera Connection Kitを使用することで、USBやSDカード経由でデジタルカメラやiPhoneから直接画像を取り込むことができ、ポータブルストレージビューアー（デジタルフォトフレーム）として利用できます。
充電:
iPadのDockコネクタはUSBの給電規格外であり、付属のACアダプター（5V、2.1A）や最新のMacのハイパワーUSBポート（5V、1.1A）でのみ充電可能です。その他のパソコンのUSBポートやACアダプターでは、電源が入った状態では充電できず、スリープモードでのみ充電が可能です。
モデル:
Wi-Fi（無線LAN）のみのA1219と、Wi-Fiと3G回線を搭載したA1337の2種類があります。
製品名:
公式商品名は「iPad」で、スペースやハイフンはなく、pのみが大文字です。
沿革
2010年1月27日（米国時間）: サンフランシスコで開かれた製品発表会で発表。
2010年3月12日: 米国のApple Storeで予約受付開始。
FCCによるA1219とA1337の認証取得。
2010年3月22日: A1219とA1337がCETECOMにより技術基準適合証明の工事設計認証を取得。
[2010年]]4月3日: 米国でWi-Fiモデル]の販売開始。発売初日に30万台を販売し、アプリのダウンロードは100万本、[[電子書籍のダウンロードは25万冊を記録。
2010年4月8日: 米国での累計販売台数が45万台に到達。アプリのダウンロードは350万本、電子書籍のダウンロードは60万冊を記録。
[2010年]]4月30日: 米国でWi-Fi+3Gモ[[デル]の販売開始。
2010年5月7日: 日本、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、英国で5月28日販売開始と発表。米国での予想外の売れ行きにより、生産が追いつかず延期。
2010年5月8日: ソフトバンクモバイルが日本でのiPad販売を発表。Wi-FiモデルとWi-Fi+3Gモデルの両方を提供することを発表。
2010年5月28日: 日本、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、英国でWi-FiモデルおよびWi-Fi+3Gモデルの販売を開始。
2012年9月19日: iOS 6.0がリリースされ、初代iPadはこのバージョンでサポート対象外となる。
2016年: iOS 5.1.1以前のAppも対象外となり、すべてのAppのインストールができなくなる。
価格
アメリカ合衆国での価格（2010年4月時点のレートUS$1=¥94で換算）
日本での価格（Apple Storeに基づく）
その他
日本国外で販売されているiPadを日本国内で使用する場合、技術基準適合証明（技適マーク）を受けているか、技術基準と同等と認められる外国の基準に適合している必要があります。また、国外でローミングの手続きが必要です。違反すると電波法違反となります。
発売当初、日本国内で販売されていないiPadには技適マークがなく、当時の総務大臣が米国版iPadを使用したことが議論を呼びました。その後、総務省令改正により技適マークを画面表示でも可としましたが、Apple側の対応が遅れ、iOS 4.2.1へのアップデートにより解決されました。
初代iPadの登場は、タブレット市場に大きな影響を与え、その後のiPadシリーズやタブレットデバイスの発展の礎となりました。
iPadモデルの変遷
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脚注
外部リンク
iPad - Apple（日本）
ソフトバンクモバイル - iPad
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