ISO 639-1コード一覧

ISO 639言語コード体系とISO 639-1コード一覧

世界には数多くの言語が存在しますが、コンピュータ処理や国際的な情報交換において、言語を明確に識別する仕組みが必要です。そこで、国際標準化機構（ISO）によってISO 639規格が制定されました。この規格は、言語を識別するためのコード体系を提供しており、様々なバージョンが存在します。

本稿で解説するISO 639-1は、最も広く使用されている言語コード体系の一つです。2文字のアルファベットコードを用いて言語を識別し、簡潔で扱いやすい点が特徴です。例えば、「ja」は日本語、「en」は英語、「es」はスペイン語を表します。

ISO 639-1は、世界で広く用いられる主要な言語を網羅していますが、すべての言語をカバーしているわけではありません。より多くの言語を網羅する必要がある場合、ISO 639-2やISO 639-3といった、より詳細なコード体系が利用されます。

ISO 639-1、ISO 639-2、ISO 639-3との関係

ISO 639-1は簡潔な2文字コードを用いるため、コード数が限られています。そのため、ISO 639-2やISO 639-3では、より多くの言語を識別するために3文字コードが用いられています。

ISO 639-2は、ISO 639-1を拡張したもので、TコードとBコードの2種類が存在します。多くの言語ではTコードとBコードは同一ですが、一部の言語では異なるコードが割り当てられています。本一覧では、TコードとBコードが異なる場合は、Bコードを明記し、区別を明確にしています。

ISO 639-3は、ISO 639-2よりもさらに多くの言語を網羅する、より包括的なコード体系です。言語の変種や方言まで識別できるよう設計されており、学術研究など、高度な言語処理が必要な場面で利用されています。

ISO 639-6は、ISO 639-3の拡張として、より詳細な言語情報を提供するためのコード体系です。

ISO 639-1コード一覧の利用方法

本一覧は、ISO 639-1に登録されている言語とその対応するISO 639-2、ISO 639-3、ISO 639-6コードをまとめたものです。この一覧表を活用することで、特定の言語のコードを容易に検索することができます。

例えば、日本語のコードを知りたい場合は、一覧表から「ja」という2文字コードを見つけ、対応するISO 639-2、ISO 639-3、ISO 639-6コードを確認することができます。

この一覧表は、プログラミング、ソフトウェア開発、国際的な情報交換、言語学研究など、様々な分野で役立ちます。言語コードの正確な理解と利用は、グローバルなコミュニケーションを円滑に進める上で非常に重要です。

関連情報

ISO 639言語コードに関するより詳細な情報は、アメリカ議会図書館（Library of Congress）などの公式ウェブサイトで公開されています。これらのウェブサイトでは、各言語コードの詳細な説明や、コードの更新情報などを確認することができます。

もう一度検索