Images and Words Demos 1989 - 1991

ドリーム・シアターの『Images and Words Demos 1989 - 1991』は、バンドが世界的な成功を収めるきっかけとなったアルバム『イメージズ・アンド・ワーズ』の制作過程を記録した、ファン垂涎のデモ音源集です。このアルバムは、ドリーム・シアターの公式ブートレグ専門レーベル「YtseJam Records」からリリースされました。

このデモ音源集は2枚のCDで構成されており、初期の楽曲のアイデアや、後に名曲として知られる楽曲の初期バージョンを聴くことができます。

CD1には、インストゥルメンタル・デモと、1990年に行われたヴォーカリストのオーディションで使用されたデモ音源が収録されています。インストゥルメンタル・デモでは、「Metropolis」、「Take the Time」、「Learning to Live」、「Under A Glass Moon」といった楽曲の初期のアイデアを、バンドの卓越した演奏技術を通して楽しむことができます。ヴォーカリスト・オーディション・デモでは、「Don't Look Past Me」、「To Live Forever」、「A Change of Seasons」といった楽曲を、様々なヴォーカリストが歌い上げる貴重な音源を聴くことができます。

CD2には、1991年5月に録音されたATCOデモと、1991年10月に行われたプリ・プロダクション・デモが収録されています。ATCOデモでは、「Metropolis」、「To Live Forever」、「Take the Time」といった楽曲の、より完成に近い形を聴くことができます。プリ・プロダクション・デモでは、「Pull Me Under」、「Another Day」、「Surrounded」、「Under a Glass Moon」、「Wait for Sleep」、「Learning to Live」といった、『イメージズ・アンド・ワーズ』に収録された楽曲の最終的なアレンジに近い形を聴くことができます。

これらのデモ音源を聴くことで、『イメージズ・アンド・ワーズ』がどのようにして生まれたのか、ドリーム・シアターがどのように楽曲を構築していったのかを知ることができます。また、未発表曲や初期バージョンの楽曲を聴くことができるのも、このアルバムの魅力の一つです。

『Images and Words Demos 1989 - 1991』は、ドリーム・シアターのファンだけでなく、プログレッシブ・メタルのファンにとっても、必聴のアルバムと言えるでしょう。

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