In the Name of Love

今井絵理子の3枚目のシングルとして2000年11月22日にトイズファクトリーからリリースされた「in the Name of Love」について解説します。

この楽曲は、日本テレビ系テレビドラマ『新宿暴走救急隊』の挿入歌として、第7話から第10話で使用されました。興味深いことに、このドラマにはSPEEDのメンバーである上原多香子が出演しており、第1話から第6話のエンディングテーマおよび挿入歌は、同じくSPEEDのhiroが担当していました。SPEEDのメンバーがそれぞれの楽曲でドラマに関わっていたという、当時ならではのエピソードが垣間見えます。

「in the Name of Love」が発売された週には、hiroの「Treasure」と揃ってオリコン週間TOP10にランクインしました。これは、今井絵理子とhiro、それぞれのソロ活動が同時期に注目を集めていたことを示すものであり、ファンにとっても非常に嬉しい出来事だったでしょう。

CDの規格番号はTFCC-87076で、定価は1,200円でしたが、現在は廃盤となっています。

収録曲は以下の通りです。

1. in the Name of Love
作詞・作曲:伊秩弘将 / 編曲:水島康貴
2. Nobody Knows Tonight
作詞・作曲:伊秩弘将 / 編曲:水島康貴
3. レトロマンティック
作詞・作曲:伊秩弘将 / 編曲:水島康貴
4. in the Name of Love (instrumental)
5. Nobody Knows Tonight (instrumental)
6. レトロマンティック (instrumental)

全曲とも、作詞・作曲は伊秩弘将氏が手掛けており、編曲は水島康貴氏が担当しています。伊秩弘将氏はSPEEDの楽曲も数多く手掛けており、今井絵理子のソロ作品でもその才能を発揮しています。

このシングルは、今井絵理子のソロ活動における重要な作品の一つであり、『新宿暴走救急隊』というドラマとのタイアップ、そしてSPEEDメンバーとの繋がりなど、様々な要素が組み合わさった興味深い作品と言えるでしょう。現在では入手困難な廃盤となっているため、貴重な一枚となっています。

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