Indeed

Indeed（インディード）について

Indeedは、求人情報を専門に取り扱う検索エンジンで、求人サイトや新聞、企業の採用ページなどから情報を集約しています。このサービスは、求人情報が掲載されている元サイトへのリンクを提供し、求職者が詳細な内容を確認し、そのまま応募できる仕組みを整えています。特に、Indeedで検索した求人に対して直接応募できる機能もあり、多くの人々に使われています。

沿革

Indeedは2004年にポール・フォースターとロニー・カーンによって設立されました。2005年にはクリック報酬型の求人広告ネットワークをベータ版としてリリースし、2009年には日本においても運営を開始しました。2010年には、全七大陸でサービスを展開する初の求人検索エンジンとなっています。

2012年には、アメリカのニューヨーク・タイムズ社が保有していた株式を日本の人材大手、リクルートに売却し、Indeedはリクルートの完全子会社となりました。最近では2023年に、新型コロナウイルスの影響による求人市場の厳しさを背景に、約2200人の従業員を解雇するなど、厳しい状況にも直面しています。

サービス内容

Indeedの主な機能は、フリーワードや勤務地の条件を入力して全国の求人情報を一括検索できることで、PCサイトと携帯端末向けに同様のサービスを提供しています。また、Indeedは50以上の国と地域で展開しており、28言語に対応しているため、求職者は非常に広範囲で求人情報を探せる利点があります。具体的には、アメリカ、イギリス、オーストラリア、日本など、多岐にわたる国々で利用されています。

マーケティングや広告活動

Indeedは2017年からテレビCMの放送を開始し、「仕事探しはIndeed」というキャッチフレーズを掲げ、視聴者に親しみやすいメロディを利用しているのが特徴です。これまでに様々な俳優や芸人がCMに出演しており、世間の認知度を高める努力をしています。さらに、TBSの「アッコにおまかせ」やフジテレビ「めざまし8」など、数多くの番組スポンサーという形での広告活動も展開しています。

関連情報

Indeedは求人数の提供のみならず、求人広告や就職活動に関する情報も網羅しています。また、ジョブエンジンという旧サービスを持つディップ社やアイントラハト・フランクフルトとのスポンサーシップ契約なども行っています。

まとめ

Indeedは、求職者にとって非常に便利な求人情報検索エンジンであり、その影響力は世界中に及びます。サービスの多様性や使いやすさから、日本国内外で多くの人々が利用しており、今後も労働市場における重要な役割を果たしていくことでしょう。

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