J-GLOBAL

J-GLOBAL（ジェイ・グローバル）について

J-GLOBALは、科学技術振興機構（JST）が管理する総合的な学術情報データベースです。本データベースは、研究者情報、文献、特許、研究課題、機関情報、科学技術用語、化学物質、資料、研究資源など多岐にわたる情報を取り扱っています。これにより、科学技術分野における幅広いデータにアクセスすることが可能です。

無料でアクセス可能

J-GLOBALでは、収録されたすべての情報が無料で公開されており、専門的なリサーチを行う際にも気軽に活用できます。また、オリジナルの文献に関しては外部サイトへのリンクも提供されており、一次情報へのアクセスも容易です。

データベースの内容

1. 研究者情報

J-GLOBALには、日本国内外で研究活動を行う研究者の情報が約34万件収録されています。これには、研究者の氏名、所属機関、職名、研究分野、そして彼らが発表した論文などが含まれます。

2. 文献情報

国内外の主要な科学技術、医学、薬学分野の文献について、約6,074万件の書誌情報が揃っています。文献情報には、タイトル、著者、発表資料、巻号、ページ数、抄録などが含まれています。

3. 特許情報

特許庁から公開された特許情報も扱っており、約1,490万件の書誌情報が収録されています。特許情報には、タイトルや出願番号、発明者の名前などが含まれていますが、詳細な請求項や図面は除外されています。

4. 研究課題情報

科学技術振興機構が支援する研究課題についての情報も収集されており、約2万件の研究概要、実施期間、研究者の情報が確認できます。

5. 機関情報

国内の大学や公的機関、企業、研究所などの機関情報も提供されており、約86万機関の名称、所在地、事業概要などが収録されています。

6. 科学技術用語

科学技術用語に関する情報も含まれており、同義語や関連語、上下関係にある語などが約33万語収録されています。これにより、専門用語の理解を深めることができます。

7. 化学物質情報

有機化合物やその混合物に関する情報も揃っており、日本語名、英語名、法規制番号、構造情報などが約377万件収録されています。

8. 遺伝子情報

Howdy-Rを基にした遺伝子情報も提供され、正式名称や広く使われる名称、遺伝子のタイプ、遺伝子座など約6万件の情報が収められています。

9. 資料情報

国内外の雑誌や会議録、公共資料など、文献情報作成のために収集された様々な資料名や刊行頻度、発行機関に関する情報が約17万件収録されています。

10. 研究資源

国内外の大学や公的研究機関が所有する研究資源の概要についても記載されており、約2,500件の情報が確認可能です。

連携サイト

J-GLOBALは、さまざまな関連サイトと連携しています。これにより、より多様なデータベースにアクセスし、研究の幅を広げることができます。連携サイトには、PubMedやJ-STAGEなど、多数の重要なデータベースが含まれています。

まとめ

J-GLOBALは、研究者や学生にとって貴重な情報源であり、科学技術の進展をサポートする重要な役割を果たしています。このデータベースを活用することで、さまざまな科学技術情報にアクセスし、研究活動を円滑に進めることができます。

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