J-SIDE STATION

J-SIDE STATION

「J-SIDE STATION」（じぇーさいど ステーション）は、宮城県を放送エリアとするエフエム仙台（Date fm）で、2007年10月から2019年3月にかけて、月曜日から木曜日の午後に生放送されていたラジオ番組です。

概要

この番組は、それまで同時間帯に放送されていた「AIRJAM」の後を受けて2007年10月にスタートしました。金曜日の同時刻には、現在も続く「AIR JAM Friday」が放送されており、平日午後の帯番組として姉妹のような関係性を持っていました。

番組開始当初は、仙台市青葉区の定禅寺通りに位置するDate fmサテライトスタジオから公開生放送を行っていましたが、2011年3月の東日本大震災発生以降は、安全面への配慮から本社スタジオからの放送に切り替わりました。

番組の大きな特徴の一つに、宮城県内各地からのレポートコーナーがありました。これは「デリラジ中継」という名称で親しまれ、金曜日の「AIR JAM Friday」でも同様のコーナーが設けられていました。この中継は、地域の旬な情報やイベント、話題などをリスナーに届ける役割を果たしました。

放送時間

番組の放送時間は、期間中に何度か変更されています。

放送開始から一時: 毎週月曜日〜木曜日 13:30 - 16:25
2012年9月まで: 毎週月曜日〜木曜日 13:30 - 15:55
2012年10月頃から一時: 毎週月曜日〜木曜日 14:00 - 15:55
番組終了時点 (2019年3月): 毎週月曜日〜木曜日 13:30 - 15:50

出演者

番組では、複数のパーソナリティが入れ替わりながらマイクを担当しました。番組終了時点でのパーソナリティは以下の通りです。

月曜日・火曜日: 奥口文結（Date FMアナウンサー、2018年10月より担当）
水曜日・木曜日: 石垣のりこ（Date FMアナウンサー、2012年10月より担当）

過去には、名護ひと美（Date FMアナウンサー、2014年4月〜2018年9月に月火担当）、庄子久子（フリーアナウンサー、2009年10月〜2013年頃）、井上崇（Date FMアナウンサー、〜2012年9月まで）といった面々がパーソナリティを務めました。

また、番組の看板コーナーであった「デリラジ中継」には、専属のリポーターが担当しました。2015年4月から番組終了までは、曜日ごとに異なる担当者が設けられていました。

月曜日: 爆笑コメディアンズ
火曜日: ワッキー貝山
水曜日: 渡部ギュウ
木曜日: ニードル

それ以前は、パーソナリティの一人であった庄子久子や、JORIなどが中継を担当していました。

主なコーナー

番組は、様々な情報コーナーや企画コーナーで構成されていました（以下は2014年8月時点の例を含みます）。

定時情報として、ニュース、天気予報、交通情報、ラジオショッピングなどが設けられていました。これらは多くの時間帯に配置され、リスナーの日常に役立つ情報を提供しました。特に、東日本大震災後には、一部のコーナーが生活情報に差し替えられるなど、時勢に合わせた対応も行われました。

デリラジ中継: 13時台と15時台に放送され、宮城県内各地からのレポートを生中継で届けました。
J-SIDE I/II/III: 各時間帯の冒頭に設けられたパートで、音楽やトーク、企画を展開しました。「J-SIDE I」では、札幌のAIR-G'と同時生放送の「なまらだっちゃで自慢しまSHOW」という交流企画も行われていました。
WHAT'S FUN!〜THE MALL インフォメーション: 木曜日のみのコーナーで、特定の商業施設の情報を発信しました。
SUZUKI HOME SONGS: JFN系列のネット番組でした。

このほか、日替わりの企画コーナーや、音楽に特化したコーナー「Song Recollection」、「Date FM MEGA PLAY」なども放送されました。

番組終了までに多くのコーナーがありましたが、中には編成の変更に伴い終了したコーナーも存在します。例えば、「J-SIDE RECOMMEND」として日替わりで異なる内容（音楽、映画、地域の話題など）を紹介する企画や、「J-SIDE COMMUNICATION」、「名盤再び〜マスターピースアゲイン〜」などがありました。東日本大震災後には、子供向けの「キッズソングコーナー」が一時的に設けられた時期もありました。

約11年半にわたり、平日午後の宮城県に親しまれた「J-SIDE STATION」は、地域に根差した情報発信と音楽を通じて、多くのリスナーに寄り添いました。

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