J-WAVE 25

J-WAVE 25（ジェイウェーブ・トゥウェンティファイヴ）は、2005年4月3日から2009年9月27日までJ-WAVEで放送されていたラジオ番組です。日曜深夜の時間帯に、実験的で多様な企画を放送する枠として親しまれていました。

番組概要

J-WAVE 25の最大の特徴は、特定のテーマや固定された内容を持たず、週替わりで様々な単発企画を放送する点にありました。音楽、エンターテイメント、時事問題など、扱うテーマは多岐にわたり、常に新しい試みが行われていました。その中でも、特に人気を集めた企画としては、以下のものが挙げられます。

シアターマツモト: 毎月最終週に放送されたラジオドラマ。凝った演出とストーリーで人気を博しました。
TOMITA LAB. RADIO EDIT: 音楽家・冨田恵一が出演し、自身の活動や音楽制作について語る番組。音楽ファンから支持を集めました。

J-WAVEでは、J-WAVE 25以前にも同様のコンセプトを持つ番組として、日曜深夜に「J-WAVE TRIAL」を放送していました。また、J-WAVE 25終了後も、「J-WAVE WEEKEND CIRCUIT」、「J-WAVE WEEKEND SPECIAL」といった番組で、週替わりの企画を放送するスタイルが受け継がれています。

通常の放送時間は1時間でしたが、企画によっては延長されることもありました。また、特別番組「RADIO SAKAMOTO」が放送される場合は、J-WAVE 25は休止となりました。2006年10月29日から2006年11月19日までは、J-WAVEの放送機器メンテナンスのため、放送が休止されています。

J-WAVE 25の放送終了に伴い、J-WAVEの日曜の放送終了時刻は1時間繰り上げられ、25:00（月曜1:00）となりました。（RADIO SAKAMOTO等の特別番組放送時を除く）

放送時間

日曜 25:00-26:00（月曜1:00-2:00）

ナビゲーター

番組には、時期によって異なるナビゲーターが起用されました。

鳥越さやか（2006年4月-2007年3月）
小林紀美（2008年4月-2009年3月）

ナビゲーターは番組表上は担当として記載されていましたが、実際には全編通して出演する場合もあれば、途中数度登場するのみで案内役に徹する場合もありました。2007年4月-2008年3月と2009年4月-2009年9月の期間は特定のナビゲーターは設けられず、J-WAVEの他番組でレギュラー出演している人物がつとめる場合もあれば、特にはっきりとしたナビゲーターがない場合（上述の「シアターマツモト」など）もありました。

参考として、J-WAVE TRIAL時代のナビゲーターは以下の通りです。

藤浦紀子（1996年-1998年3月）
北島美穂 （1998年4月-2001年9月）
ルーシー・ケント （2001年10月-2002年3月）

受賞

2009年5月25日に放送された「J-WAVE 25 DIALOG IN THE DARK〜見えないものを見るということ〜」は、第5回日本放送文化大賞のラジオ部門で準グランプリを受賞しました。この受賞を受け、当該回はJFL以外の民放FM各局でも放送され、J-WAVEでも2009年12月31日の19:00-20:00に「J-WAVE YEAREND SPECIAL」として再放送されました。

外部リンク

J-WAVE 25 - 番組公式サイト
日本放送文化大賞/第5回入選・事績 - 受賞作品の紹介

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