JDマクドナ

JDマクドナ（JD McDonagh）

JDマクドナ（本名：ジョーダン・デブリン）は1990年3月15日、アイルランドのウィックロー州ブレイに生まれたプロレスラーです。彼は現在WWEに所属し、プロレス界で非常に多彩なキャリアを持つ選手です。JDマクドナというリングネームに変更する以前は、ジョーダン・デブリンとして知られ、数々のタイトルを獲得してきました。

競技のキャリア

初期のキャリアとインディ団体での業績

JDはWWEに入団する前に、主にヨーロッパのインディ団体で活躍していました。そこでの業績としては、OTT（Over the Top Wrestling）にて2度の世界王座、また1度のプログレスタッグ王座を獲得しています。また、日本のプロレス団体ZERO1においてフランク・デヴィッドというリングネームでも活動しており、2012年にはNWAインターナショナルライト級タッグ王座を手に入れています。

ICWでの試合

2017年にICW（Insane Championship Wrestling）に参加し、世界ヘビー級王座戦でトレント・セブンと対戦しましたが、タイトル獲得は果たせませんでした。しかし、Chapter 95でスコッティ・デービスとタッグを組み、見事にタッグチーム王座を手に入れることに成功しました。

WWEでの活動

入団と初期の大会

JDマクドナは2016年にWWEに参加。12月にはNXT UK王座戦トーナメントに出場し、準々決勝でタイラー・ベイトに敗れ、その後もトーナメントでの戦いが続きました。

2019年1月にはワールド・コライドに出場し、バトルロイヤルで勝利を収めたことで注目を浴びます。特に、NXTクルーザー級王座戦でエンジェル・ガルザを相手にタイトルを獲得することに成功しました。しかし、その後のNXT TakeOver: Stand & Deliverでのサントス・エスコバー戦でタイトルを失ってしまいます。

NXTでのパフォーマンス

2021年にはリングネームをJDマクドナに改名し、さらにNXTでのパフォーマンスを強化していきます。8月にはNXT王座戦に挑むも敗北を喫しますが、彼の進化は止まりません。特にドラグノフとのタイトル戦では注目され、多くのファンの応援を受けながら闘い続けています。

戦いのスタイル

JDの試合スタイルは非常にアグレッシブで、高速な打撃技と多彩な投げ技が特徴です。彼のフィニッシュホールド「デブリンサイド」は、相手をしっかりと抱え上げて捻りながら落とす技術があり、受身を取りにくくするため、非常に効果的です。

他にも「アイルランドコール」や「クロスフェイス」などの多くのレスリング技を使いこなすことができ、試合毎にその技術を駆使して対戦相手に挑みます。

獲得したタイトルと入場曲

• - BCWタッグ王座（1回）
• - NWAアイルランド・ジュニア・ヘビー級王座（1回）
• - OTT世界王座（1回）
• - WWEクルーザー級王座（1回）
• - WWEタッグ王座（1回、フィン・ベイラーと組んで）

彼の入場曲には「Irish Ace」が現在使用されており、彼の強さと戦う姿勢を象徴しています。

結論

JDマクドナは、その多彩な実績とダイナミックなリングワークでプロレス界に強い印象を残しています。今後の彼の活躍から目が離せません。

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