JNNニュース1130

JNNニュース1130の概要と歴史

「JNNニュース1130」は、TBS系列で1992年の4月6日から2000年の4月7日まで放送されていた昼のニュース番組です。この番組は、これまでの平日11時45分からの「JNNニュース」15分枠を拡大し、30分の放送時間を持つ形でスタートしました。

初代キャスターには、「JNNニュース」から引き続き五味陸仁が、そして報道局の記者である小暮裕美子が担当しました。番組の名前は「JNN・ニュース1130」ではなく、「JNNニュース・1130」という表記が特徴で、注目を集めました。このため、タイトルが示すように、「JNNニュース」が番組名の冠となっていますが、ニュースのロゴは「JNNニュース」とは異なる独自のデザインが採用されました。

放送当初から、11時30分にオープニングが流れ、全国ニュースやフラッシュニュースが報じられる形式が確立されていました。番組のタイムテーブルは次のように構成されていました：

• - 11:30 オープニング、全国ニュース、フラッシュニュース
• - 11:48 ローカルニュース
• - 11:53 天気予報（その後、全国ニュースとローカルニュース）
• - 11:56 全国ニュース（1本または2本程度）、市況、エンディング

特に、11時53分からの天気予報は、全国の天気に加えて地域ごとの情報も提供されており、多くの視聴者にとって貴重な情報源でした。また、エンディングでは視聴者に次回放送への期待感を持たせるような工夫が施されていました。

2000年に入り、番組は最後の週に新たに改装されたNスタジオから放送されることになりました。その際、ニュース項目を表示するテロップがマイナーチェンジされ、注目を集める演出が加えられました。特に、テロップの左下部分に新しいロゴが追加され、その上に「JNNニュース」と表示される帯が設置されたことで、視覚的にも新たな魅力が加わりました。

「JNNニュース1130」は、長きにわたり昼のニュース報道の重要な役割を果たし、放送時間や内容が今に引き継がれています。特に、2000年4月以降は「ひるおび・JNN NEWS」がその流れを受け継ぎ、現在に至っています。

このように、「JNNニュース1130」はTBSのニュース番組として、多くの視聴者に信頼され続けた歴史的な番組であり、昼間の報道形式において重要な存在でした。その経験とノウハウは、現代のニュース番組にも引き継がれています。

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