JOURNEY (THE ALFEEのアルバム)

アルバム『JOURNEY』の概要

『JOURNEY』は、1982年にデビューした日本のロックバンド、THE ALFEE|THE_ALFEEの15枚目のオリジナルアルバムで、1992年4月29日にリリースされました。このアルバムには、全曲の作詞・作曲を高見沢俊彦が手掛け、メンバー自らの音楽性が色濃く表れています。アルバムタイトルの『JOURNEY』は、音楽の旅や人生の冒険を象徴するものであり、リスナーに様々な感情を呼び起こします。彼らの独自のスタイルが光る楽曲たちを通じて、特別な旅の一端を体験することができるでしょう。

収録曲とその特徴

アルバムに収録されている各楽曲は、多彩なテーマを持ち、その中にはライブパフォーマンスでのアプローチによって一層の魅力を引き出されるものもあります。

• - JOURNEY: アルバムのオープニングを飾るこの曲は、汽笛のような音からスタートし、高見沢の独自のドリル奏法が特徴です。ライブでは、リアルなドリルを使用してこのイントロが演奏され、視覚と聴覚の両方で楽しませてくれます。

• - 悲しみの雨が降る: 感情を揺さぶる歌詞とメロディーで、聴く人の心を打ちます。

• - Promised Love: THE ALFEE|THE_ALFEEの代表曲とも言えるこの楽曲は、多くのファンに親しまれています。

• - Journeyman: 学生運動をテーマにしたこの曲では、坂崎幸之助のアコースティックギターが際立ちます。ライブでは、高見沢とのギターバトルが見どころです。

• - いつも君がいた: 別の作品に再録された人気楽曲で、しっかりとした印象を与えます。

• - King's Boogie: F1ドライバー・アイルトン・セナへの敬意を表した曲です。

• - ひとりぼっちのPretender: 再録音されたバージョンが、聴く人々に新たな感動を提供しています。

• - 君に逢ったのはいつだろう: フジテレビの恐竜展のテーマソングとして知られ、他の作品との関連性も興味深いです。

• - Someday (London Re-mix): イメージソングのリミックス版で、聴き手を引き込むリズム感があります。

• - 壁の向こうのFreedom -24th March,1989-: ベルリンの壁崩壊をテーマにした重要な楽曲。歴史的な背景を持つこの曲は、ライブではアレンジが変わることもあり、特別なパフォーマンスが展開されます。古いアレンジを基にした英詞バージョンも特異で、耳に残ります。

参加ミュージシャン

このアルバムには、THE ALFEE|THE_ALFEEのメンバーである高見沢俊彦、桜井賢、坂崎幸之助の他、ドラムの長谷川浩二、キーボードの菊地圭介、佐藤準、ストリングスアレンジを手掛けた服部隆之が参加しています。彼らの協力により、アルバム全体のクオリティが保証されています。

関連作品

『JOURNEY』と収録曲のいくつかは、ミュージックビデオとしても展開されており、1993年にリリースされた「Video Clips VICTORY」に収められています。また、セルフカバーアルバム「ALFEE GET REQUESTS」でも再録音されたバージョンがあります。

補足

このアルバムは、デビュー35周年を記念して2009年に再発売され、その際の歌詞カードにはベルリンの壁の写真が描かれています。THE ALFEE|THE_ALFEEの音楽や歴史を振り返るには、この一枚が欠かせない作品となっています。

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