JPS (パチスロ)

株式会社JPSについて

株式会社JPSは、東京都に本社を構える企業で、主にパチスロ機の製造および販売を行っています。1987年に設立されたこの会社は、業界において革新的な技術や戦略を積極的に取り入れることで知られています。特に、特定役による擬似的なチャンス目の再現や、さまざまなリプレイタイム機能の導入など、他社に先駆けて新技術を採用しています。

革新的技術の導入

JPSが導入した技術には、以下のようなものがあります。

• - 特定役による擬似的チャンス目の再現：特定の役を頻繁に取りこぼすことで、チャンス目を擬似的に再現し、その結果発生するプチRTによる連続演出を採用しました。

• - リプレイタイムを活用した天井機能：ホークIIIでは、リプレイタイムを利用して天井機能を導入し、プレイヤーに新たな戦略を提供しています。

• - ARTの継続性：アストロ球団では、メダルの純増枚数が一定に達するまで続くARTを採用し、プレイヤーの期待感を高めています。

• - ボーナスフラグ連動のART：2027では、ボーナスフラグ成立後に突入するARTによって、実質的な出玉増加を実現し、継続率を重視したゲーム性を構築しました。

JPSはまた、パチスロホール向けにプライベートブランド機種の開発も行っており、Sオリスロ2AAシリーズなど、多岐にわたる機種を提供しています。

企業の変遷

1994年に商号を株式会社ダイドーエンジニアリングに変更したのち、1995年には現在の名称である株式会社ジェイピーエスに改称しました。2015年には本社を大阪市から東京都港区へ移転し、業務を拡大しました。同年の10月には、遊技場メダル自動補給装置工業会から脱退、12月には日本電動式遊技機工業協同組合からも脱退しました。この時、報道では「パチスロ事業を廃止した」とされていますが、実際には新たな活動を続けていました。

特に、2017年には『オリスロ』ブランドで、パチンコ企業向けのプライベートブランド専用台の開発・販売を再開し、2019年には6号機の開発も引き続き行っています。

主要な製品とブランド

JPSが手がける製品には、5号機と6号機、さらにプライベートブランド機が含まれています。例えば、オリスロAAやモナスロ、あっぱれ!プレゴなど、各種専用機があり、それぞれの特性が活かされています。これらの機種は基本的なスペックは共通していますが、演出やサウンドが異なるため、別々の機として扱われています。

主な発売機種

• - オリスロ2AA
• - Sオリスロ3AA
• - Sオリスロ4AA

このように、株式会社JPSはパチスロ業界においてその革新性、プライベートブランドといった多様性で高い評価を受けており、今後の動向にも目が離せない企業となっています。

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