JR東海品川ビル

JR東海品川ビルの概要

JR東海品川ビル（ジェイアールとうかいしながわビル）は、東京都港区に位置し、東海旅客鉄道の東京本社として機能しています。このビルは、東海道新幹線の品川駅のすぐ上に立地し、新幹線の利用者にとって非常に便利な場所にあります。

建設の背景

このビルは、2003年に東海道新幹線が品川駅で開業した際、駅の東口地区の再開発計画と相まって建設されました。新しい交通インフラに合わせて、ビルの設計や開発が行われたことで、近代的な都市景観を形成しています。

ビルの構造

ビルは主にA棟とB棟に分かれており、自由通路を挟んでいます。A棟は自社ビルで、北側に位置しています。ここには新幹線北口改札があり、JR東海東京本社、ジェイアール東海情報システム、そして新幹線メンテナンス東海（品川旅客事務所）などが入居しています。

一方、B棟は南側にあり、賃貸スペースとして利用されています。ここには南口改札が設置され、ジェイアール東海エージェンシー、ジェイアール東海建設、ジェイアール東海コンサルタンツ、ジェイアール東海不動産、日本機械保線、新生テクノスなど、多くのテナントが居を構えています。

施設とサービス

このビル内には、駅の改札内にスターバックスコーヒーがあり、乗客やビル利用者がホッと一息つける場所となっています。また、南口改札の近くにはジェイアール東海ツアーズの店舗があり、旅行の計画や手配をサポートしています。

ビルの階構成は、3階に改札があり、1階と2階はホームスペースとなっています。その上の4階から7階までがオフィスフロアとして利用されており、様々な企業が活動しています。

床面積と付帯施設

JR東海品川ビルは、延べ床面積が49,931m²という広大な施設であるだけでなく、A棟の北側には単身者の社宅と物流倉庫が併設されています。さらに、特別高圧受電所も敷地内に設置されており、ビルの電力供給や管理において重要な役割を果たしています。

近隣の施設

港南口正面には、アトレが入居するJR品川イーストビルがありますが、こちらは東日本旅客鉄道（JR東日本）の所有となっています。このように、JR東海品川ビルは近隣施設とも連携して、利用者にさらなる利便性を提供しています。

まとめ

JR東海品川ビルは、新幹線の利用者にとって欠かせない存在であり、企業活動においても重要な拠点となっています。今後も、交通の便が良いこのビルを活かしたビジネスやサービスがますます発展することが期待されます。

もう一度検索