JUSTICE from GUILTY

シングル『JUSTICE [from] GUILTY』の紹介

GLAYの通算46枚目となるシングル『JUSTICE [from] GUILTY』が、2012年12月5日に発売されました。この曲は、バンドにとって前作「Bible」から約7ヶ月ぶりのシングルであり、ポニーキャニオンとの新たなパートナーシップのもとで発表された初のシングルです。

作品の背景

ポニーキャニオンからのシングルは、2002年の「逢いたい気持ち」以来、実に10年2ヶ月ぶりとなります。今回は、長居スタジアムで開催されたライブ『GLAY STADIUM LIVE 2012 THE SUITE ROOM in OSAKA NAGAI STADIUM Supported by glico』内で、「GLAY 7 Surprises」の一環として発表され、47thシングル「運命論」と同時リリースされるという特別な体験を提供しました。このイベントは、GLAYファンにとって記憶に残る瞬間となったことでしょう。

収録内容と特徴

シングルは、CD＋DVD盤とCD ONLY盤の二形態で発売され、紙ジャケット仕様が施されています。その中でも特筆すべきは、HISASHIが作曲を手がけた「JUSTICE [from] GUILTY」で、彼にとっては先述の「G4・II -THE RED MOON-」を除けば初のA面曲です。また、自らの手でプロデュースしたシングルA面曲はGLAYにとって初めての試みであり、カップリングにおいては1999年「Winter,again」の時に続いて二度目の挑戦となります。

音楽性と歌詞

「JUSTICE [from] GUILTY」は、エッジの効いたギターリフと心地よいメロディが特徴的なソリッドなロックチューンです。プロモーションビデオは、清水康彦が監督を務め、奇想天外なストーリー展開が魅力の架空映画『ジャスティスフロムギルティ』の宣伝として作成されました。また、ドラムには凛として時雨のピエール中野が参加しており、プロフェッショナルな演奏が作品を引き立てています。

歌詞に関しては、映画の脚本のように風景を断片的に切り取りながら、物語を紡いでいます。TAKUROは「最後に苦い後味が残せる曲」としてこの曲を創作し、さまざまな映画や文学から着想を得て、豊かなストーリー性を持たせることに成功しました。特に、歌詞の中で展開される転調のトリッキーな部分は、聴く人を引き込む魅力があります。

収録曲一覧

• - JUSTICE [from] GUILTY （作詞：TAKURO / 作曲：HISASHI）
• - MILESTONE〜胸いっぱいの憂鬱〜 （作詞・作曲：TAKURO）
• - Time for Christmas (Club mix) （作詞・作曲：TAKURO / 編曲：GLAY & KEI KUSAMA）
• - 11thアルバム「JUSTICE」& 12thアルバム「GUILTY」予告編

結論

このシングルはただの音楽作品に収まらず、GLAYの新たな挑戦と成長を象徴するものです。これからの音楽活動にも大きな期待が寄せられる一枚となりました。ぜひ多くの人に聴いてもらいたい作品です。

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