Just be yourself

わーすた3rdシングル「Just be yourself」:詳細解説



2017年4月19日、アイドルグループ・わーすたは3枚目のシングル「Just be yourself」をリリースしました。このシングルは、2017年3月4日に公開された劇場版アニメ『劇場版プリパラ み〜んなでかがやけ!キラリン☆スターライブ!』の主題歌、そして同年4月から放送開始されたテレビ東京系テレビアニメ『アイドルタイムプリパラ』のオープニングテーマとして抜擢されたことで大きな注目を集めました。

リリース形態と収録内容



「Just be yourself」シングルは、初回生産限定盤、通常盤、そしてイベント会場やmu-moショップ限定のミュージックカードなど、計8形態でのリリースという力の入れようでした。初回生産限定盤には、『アイドルタイムプリパラ』仕様のジャケットに加え、ゲーム『プリパラ』で使用できる「プリチケ」が封入され、ファンにとって特別なアイテムとなりました。通常盤にはBlu-ray Discが付属し、「Just be yourself」のミュージックビデオが収録されています。さらに、スマプラムービーのPINコードも封入されており、Blu-ray映像をスマートフォンで視聴することも可能でした。

CDには表題曲「Just be yourself」に加え、カップリング曲として「NEW にゃーくにゃくにゃ水族館2」、「約束だから」、「いぬねこ。青春真っ盛り」が収録。これらの楽曲は、わーすたのライブパフォーマンスでも人気の高い曲で、シングル初収録となった「NEW にゃーくにゃくにゃ水族館2」と「約束だから」は、2016年のライブハウスツアーで初披露され、その熱狂的なライブパフォーマンスの模様は、わーすたの初映像作品『完全なるライブハウスツアー2016 〜猫耳捨てて走り出すに゛ゃー〜』に収録されています。「いぬねこ。青春真っ盛り」は、2015年SUPER☆GiRLSのライブイベントでのオープニングアクト時に初披露され、その後1stアルバム『The World Standard』にも収録された人気曲で、今作でシングルカットされた形となりました。それぞれの楽曲のインストゥルメンタルバージョンも収録されているなど、ファンにとって嬉しい内容となっています。

初回限定盤と通常盤では収録内容に違いがあり、初回生産限定盤には「Just be yourself」と「いぬねこ。青春真っ盛り」、そして「Just be yourself」のカラオケバージョンが収録されています。ミュージックカードには表題曲とカップリング曲4曲が収録されています。Blu-rayにはミュージックビデオが収録され、スマプラムービーによりスマホでの視聴も可能です。

先行配信とチャート成績



CD発売に先駆け、4月5日未明には主要配信サイトにて「Just be yourself」の先行配信が開始されました。ただし、先行配信ではミュージックビデオやハイレゾ音源は配信されず、一部サービスでは配信が見送られました。CD発売日である4月19日には、全8曲が配信開始され、ミュージックビデオやハイレゾ音源も配信されるようになりました。

CDシングル「Just be yourself」は、オリコンシングルチャートで最高位19位を記録し、6週連続チャートインを果たすなど、商業的な成功も収めました。初動売上は約3,100枚、通算売上は約5,880枚という記録を残しています。Billboard JAPANのチャートでも上位にランクインし、その人気を証明しました。

プロモーション活動



「Just be yourself」のプロモーション活動は、前作「ゆうめいに、にゃりたい。」と合同で行われました。また、HMV & BOOKS TOKYOではわーすたPOPUPショップ「わーしょっぷ」がオープンし、ファンとの交流を深める機会も設けられました。

音楽性と批評



音楽雑誌『CDJournal』では、「Just be yourself」は王道のアイドルナンバーと評され、ポップでキラキラとしたメロディーと打ち込みが特徴とされています。夢に向かう人々へのメッセージが込められた、輝かしいポップチューンであると高く評価されています。

まとめ



「Just be yourself」は、アニメタイアップという追い風を受け、わーすたの知名度向上に大きく貢献したシングルとなりました。キャッチーなメロディー、力強いパフォーマンス、そして多様なリリース形態は、幅広い層のファンを魅了し、わーすたの代表曲の一つとして記憶される作品と言えるでしょう。 楽曲自体も明るく前向きなメッセージが込められており、聴く人の心を明るく照らしてくれる、まさに「Just be yourself」というタイトルに相応しい一曲です。

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