Justiφ's

「Justiφ's」 - ISSAの初ソロシングル

「Justiφ's」は、日本の人気グループDA PUMPのボーカリストISSAがソロアーティストとして発表した初のシングルです。この曲は、平成仮面ライダーシリーズの第4作『仮面ライダー555』の主題歌として多くの人々に親しまれています。ISSAのソロデビュー曲とされるのは、正式には次作の「PLAY, THIS, SATISFY」ですが、本作は特別な企画盤として位置づけられています。

歴史的背景

従来、仮面ライダーシリーズの主題歌は、主に主演俳優やアニメソング専門の歌手が務めてきました。しかし、「Justiφ's」は、アニメや特撮ソングをメインに活動していないアーティストが担当する初の試みとなりました。この点は、ISSAが仮面ライダーシリーズの熱心なファンであることを考えると特に重要です。また、DESIGNの特にファンには嬉しい情報として、ISSAは映画『仮面ライダー THE NEXT』でも主題歌を歌っており、この作品への愛情がうかがえます。

タイトルの意味と内容

タイトル「Justiφ's」は、「Justify」（正当化する）と「φ's」（ファイズの英表記）を組み合わせたものです。このタイトルは、作品の核心をつかむ重要な要素として、歌詞やメロディにも反映されています。

収録曲について

シングルには、以下の楽曲が収められています：
1. Justiφ's
- 作詞：藤林聖子
- 作曲：佐藤和豊
- 編曲：中川幸太郎

2. Dead or alive
- 作詞：藤林聖子
- 作曲：吉田勝弥
- 編曲：近藤昭雄
- 歌：石原慎一
- こちらはテレビドラマ『仮面ライダー555』の挿入歌です。

3. Justiφ's (オリジナル・カラオケ)
4. Dead or alive (オリジナル・カラオケ)

アレンジとカバー

本楽曲は、数々のアレンジやカバーも行われています。例えば、三宅一徳による「Justiφ's-Accel Mix」は、映画『劇場版 仮面ライダー555 パラダイス・ロスト』の主題歌としても採用されています。また、RIDER CHIPSによるアレンジ版や、鳴瀬シュウヘイによるバージョンもアルバムに収録されています。

さらに、個別アーティストによるカバーも注目されています。広東語版を歌ったロジャー・クォックや、2017年にカバーアルバムに収録した半田健人、さらには彼と村上幸平とのデュエット版も、2018年にリリースされました。どのカバーも、それぞれのアーティストの個性が光っており、ファンに新たな楽しみを提供しています。

まとめ

「Justiφ's」は、ISSAが仮面ライダーという特撮の世界に真摯に貢献した証です。彼のソロ活動のスタートを告げるこのシングルは、特撮音楽の新たな扉を開くもので、今後の作品にも大きな影響を与えることでしょう。これからも、ISSAの音楽と仮面ライダーの世界を楽しみにしたいと思います。

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