KANJANI'S EIGHTERTAINMENT GR8EST in Taipei

KANJANI'S EIGHTERTAINMENT GR8EST in Taipei

関ジャニ∞の海外公演『KANJANI'S EIGHTERTAINMENT GR8EST in Taipei』は、2018年9月22日と23日に台湾・台北市の台北アリーナで行われた特別なイベントです。この公演は、関ジャニ∞の2ndベストアルバム『GR8EST』の発表を受け、彼らにとって初めての海外ライブとなりました。

この公演の開催は、ジャニーズ事務所に所属するアーティストが台湾でライブを行うのが2012年のHey! Say! JUMP|Hey!_Say!_JUMP以来、約6年ぶりの出来事でした。公演の2日間で、約22,000人の観客が集まり、特に地元ファンが7割を占め、チケットは短時間で完売しました。この盛況ぶりは、関ジャニ∞の人気を証明するものでした。

公演は、日本で行われた『KANJANI'S EIGHTERTAINMENT GR8EST』ツアーとは異なり、独自のセットリストと構成が企画されました。全25曲が披露され、ツアーでも人気のあった楽曲に加えて、台湾公演だけの新たな曲も紹介されました。特に「象」と「無限大」（北京語バージョン）のパフォーマンスは、多くのファンの心を惹きました。

ファンからの応援の声に応えるために、メンバーは「関ジャニ∞の好きな曲」のアンケートを実施し、選ばれた曲をメドレーとして披露しました。「イッツ マイ ソウル」や「前向きスクリーム！」など、ファンの思い出が詰まった楽曲がステージを彩りました。

また、特筆すべきは公演初日が関ジャニ∞の全国デビュー日である9月22日であり、メンバーの横山裕は「15周年イヤー」に突入することに喜びを表明しました。この特別なタイミングで、台湾のファンと素晴らしい時間を共有できることに感謝し、意気込みを語りました。

イベント中、メンバーは現地の言葉を使った挨拶も行い、観客との距離を縮めました。公演の実現は、メンバーの錦戸亮が台湾で主演を務めた映画『羊の木』の会見で発表されました。このような作品を通じて、台湾での関ジャニ∞の存在感が増しました。

イベントに関連して、2018年9月21日から10月21日まで、台北市内の微風南京にて『KANJANI∞ STORE」が期間限定でオープンしました。この店舗では、関ジャニ∞のCDや映像作品、グッズが販売され、一層ファンとの交流の場となりました。本公演のグッズは、ライブ終了後の9月24日から販売が開始されました。

公演終了後、彼らは2018年11月18日に大阪・京セラドームでの凱旋公演の計画も発表しました。さらに、2019年3月6日には、42ndシングル『crystal』に本公演のダイジェスト映像やメイキング映像が収録され、多くのファンに楽しかった思い出を振り返る機会を提供しました。これらの映像には、台湾での「イケメン自己紹介」といったユニークな企画映像も収められ、多くのファンに愛され続けています。

この公演は、関ジャニ∞にとっての新たなステップとなり、国境を越えたファンとの繋がりを強化した記念すべきイベントでした。

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