KANSAI1週間

KANSAI1週間（カンイチ）

『KANSAI1週間』は、講談社が1999年から2010年まで関西地方で発行していた都市情報誌です。通称『カンイチ』として親しまれました。

概要

1999年3月16日に創刊され、関東地方で発行されていた『TOKYO★1週間』の姉妹誌として登場しました。当時、関西地区では『ぴあ関西版』や『関西ウォーカー』といった情報誌が人気を集めており、『KANSAI1週間』はそれらに続く形で創刊されました。創刊から9年近くは講談社が発行していましたが、2008年12月からは発行元がサンケイリビング新聞社へと移行しました。

特徴

主に大阪を中心とした関西地方の若者向け情報を掲載していました。内容は、デートスポット、グルメ、映画、音楽など多岐にわたり、旬なトレンドをキャッチしていました。また、各分野に精通したライターやタレントによる連載企画も充実しており、読み応えのある記事が満載でした。インターネットや携帯電話と連動した企画も積極的に展開していました。本誌に掲載されたQRコードを読み取ることで、クーポン券や最新情報を入手できる仕組みは、当時としては画期的でした。2010年からはTwitterも活用し、情報発信を強化していました。
表紙には毎号、人気の女性タレントが登場し、誌面を華やかに飾っていました。

掲載内容

特集では、その時期にぴったりのデートスポットやグルメ情報が紹介されていました。関西の新しいスポットや新規オープンのレストランの情報もいち早く掲載されていました。また、コンビニエンスストアやファーストフードの新商品情報も網羅していました。その他、占い、映画スケジュール、コンサート情報、音楽CDリリース予定など、エンターテイメントに関する情報も充実していました。

テレビ番組表

2週間分のテレビ番組表を掲載していました。各チャンネルの番組情報に加え、注目番組の紹介や映画情報も掲載されていました。

カンイチGIRL

関西地方で活躍する若手女性タレントや読者モデルが「カンイチGIRL」として、誌面を彩っていました。

過去のカンイチGIRL

2007年：中澤美佳、里田ゆかり、川上由起子、山本リサ、新美佳世
2008年：金城真央、白川雪奈、山本志穂、谷マーサ
2009年：二瀬里子、木島さやか、森はるか、谷田知佳、千葉悠凪

休刊とその後

2010年6月8日発売号をもって休刊し、11年3ヶ月の歴史に幕を閉じました。最終号は特別定価で発売され、12年間の集大成ともいえる内容でした。休刊後も公式サイトや携帯電話サイトは継続されました。また、エンタメMOOKとしての再発売も予定されていました。

関連項目

タウン情報誌

外部リンク

KANSAI1週間 - サンケイリビング新聞社
web★1週間 - TOKYO★1週間との合同サイト

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