KNOCK ON THE HEART

KNOCK ON THE HEART

『KNOCK ON THE HEART』は、1986年9月21日にリリースされたSIONの最初のミニアルバムです。このアルバムは、彼らの1stアルバム『SION』からわずか3ヶ月後に発売されたものであり、非常に貴重な作品となっています。

発売元

このミニアルバムは、CONTINENTAL（テイチク）から発売されましたが、現在までのところ再発売は行われておらず、CD化もされていません。そのため、ファンにとっては入手が困難なアイテムとなっており、当時の音楽シーンを知る貴重な資料とも言えます。

収録曲

アルバムには、全曲をSIONが作曲し、作詞はA面がSIONとOKAMOTO、B面がSIONによって行われました。

SIDE A

1. KNOCK ON THE HEART
この楽曲は、ベストアルバム『SION '85>'87』や『SION TWIN VERY BEST COLLECTION』にも収録されています。また、自主制作盤『新宿の片隅で』から再録音されたものです。

2. ノスタルジア
この曲も、ベストアルバム『SION '85>'87』や『俺の声』に収録されています。さらに、9thアルバム『sion 10+1』においても再録音され、2003年には福山雅治がカバーを行ったことで話題となりました。

SIDE B

1. 12月
この楽曲は再びベストアルバム『SION '85>'87』に収録されており、2ndアルバム『春夏秋冬』に再録音がされています。

2. はやく慣れることさ
こちらも『SION '85>'87』に収録されており、ファンからは高い評価を受けています。

参加ミュージシャン

このアルバムには、やり手のミュージシャンたちが参加しており、SIONはボーカルとハーモニカを担当しています。

• - 松田文：ギター
• - 小山秀樹：キーボード
• - スマイリー：サックス
• - 花田裕之：ギター（SIDE A）
• - チャールス清水：オルガン（SIDE A）
• - 穴井仁吉：ベース（SIDE B）
• - 半田茂弥：ベース（SIDE B）
• - 池畑潤二：ドラム（SIDE A）
• - 小野口直人：ドラム（SIDE B）

このように、『KNOCK ON THE HEART』はSIONの音楽的な基盤を築いた重要なアルバムであり、その音楽性や参加ミュージシャンの多様性からも、彼らの創造性を感じ取ることができます。再発の希望があるかどうかは分かりませんが、このディスコグラフィーは彼らのキャリアにおける重要な一貫として、今後も多くの音楽ファンに愛され続けることでしょう。

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