KOBAMETAL

KOBAMETALについて

KOBAMETAL（コバメタル）は、日本の音楽プロデューサー、作詞家、作曲家、マネージャーとしての顔を持つ人物で、本名は小林 啓（こばやし けい）です。彼は2010年からメタルダンスユニットBABYMETALをプロデュースしており、メタルジャンルに特化した独自のスタイルで知られています。また、KOBAMETALは自らを「メタルの神、キツネ様」のお告げを届けるメッセンジャーと称するほど、メタル音楽に対する情熱を抱いています。

略歴

KOBAMETALは、小学校6年生の頃に聖飢魔IIを通じてヘヴィメタルに目覚めました。その後、中学校ではブラスバンド部、高校ではロックバンドに参加し、音楽活動に没頭しました。大学時代には政治経済を学びつつ、バンド活動に励んでいました。1996年前後にアミューズに入社し、テレビ番組の出演調整を任される中で音楽班に転属、広報宣伝の仕事を経験しました。

その後、アミューズのバラエティー班に異動し、多数のアーティストや役者のマネジメントを担当しました。2009年には、解散コンサートでの中元すず香のパフォーマンスを見て新しいユニットの立ち上げを思いつき、2010年には「さくら学院」の部活動として「重音部」を設立。翌年にはBABYMETALが正式に発表されました。

KOBAMETALはその後、BABYMETALをプロデュースし、2017年にはデジタルメディア協会からAMD Award '16 優秀賞を受賞するなど、業界内での地位を確立しました。2022年には新たに株式会社Kultureに取締役として参画し、NFTやメタバース関連のプロジェクトにも関与しています。

人物像

KOBAMETALは音楽界において独特のセンスを持ち、サンプラザ中野くんからは「アミューズで一番おしゃれな社員」と評されています。彼は海外旅行を趣味とし、多くの音楽フェスに参加してきました。特に、2010年の「ロラパルーザ」ではX JAPANのパフォーマンスを目の当たりにし、新しい可能性を感じたと言われています。

また、彼はヨガやプロレス、特にルチャリブレにも熱心で、プロレスの様式美を音楽表現に取り入れています。BABYMETALにおけるプロデューススタイルには、プロレス独特の観客との一体感や、見せる側と見せられる側との呼応といった要素が反映されています。

音楽的嗜好

KOBAMETALは、これまでに80枚以上のアルバムを紹介しており、それらはエレクトロニコア、ハードコア、メタルコアといった多様なメタルジャンルにわたります。これにより、彼は音楽リスナーに対してメタル音楽の攻略法を示す役割を果たしています。また、J-POPからも1枚を選んで紹介するほど、音楽的嗜好は広範囲にわたります。

KOBAMETALの活動は、多様な音楽ジャンルを横断し、新しいエンターテインメントの創出に貢献することが期待されています。

もう一度検索